角田光代

『青春と読書』12月号 江原啓之との対談「人生には必要なことしかやってこない」全7ページ掲載。角田さんが江原さんに生き方を相談するみたいな内容。 『青春と読書』12月号 対談のほかに、『だれかのことを強く思ってみたかった』の書評を松浦弥太郎が書い…

『この本が、世界に存在することに』(メディアファクトリー) 必要に駆られて読んだのだが、そういうふうに読まれてはいけない本だった。 初出一覧によると、最初の3編は、朗読会で読まれたものらしい。検索してみると、以下のようにあった。 オンライン古…

『ぼくはきみのおにいさん』(河出書房新社)

角田光代の20代最後の作品ということになるのか。河出の創業110周年記念書き下ろしシリーズ「ものがたりうむ」の1冊。 ひとりっこだと思っていたアユの前に、彼女の兄と称する男の子が。ふたりは、かって自分たちが暮らしていたという家を探しにいく。 ちょ…

『ぼくはきみのおにいさん』にプレミアム価格 http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e50680911より。 「塾で駒場東邦受験するなら読んでおくべきといわれ、古本屋で探して購入したものです」 ほお、熱心なおやごさん。 「プレミアムのついた価格に…

「課外授業 ようこそ先輩」 10/5、23:30から30分にわたり、角田さんが捜真小学校で授業をした様子が放映された。 子どもたちのノートが、角田さんの持ってきたものと同じってところがよかったなあ。いいねえ、伝統って。 あとは、6年生の男の子、女の子たち…

『婦人公論』10/7号 角田光代×小泉今日子共感対談全4ページ(最初の1ページが写真なので、本文は3ページ)。もちろん『空中庭園』の公開(10/8)がせまったことでの、今回の対談。 全然知らなかったのだが、小泉今日子は載ってたプロフィールによると、「現…

角田光代原作、安孫子三和作画『対岸の彼女』(JETS COMICS) 第132回直木賞受賞作の漫画化。表紙とは違い、物語のテンポや絵柄はコメディ的。原作とはまた違った味わいがある。かといって、全編がコメディ的雰囲気で貫かれているわけではない。鍵となる場面…

『酔って言いたい夜もある』(太田出版) 「文芸誌でおこなうような、小説とは、というような話ではなく、女性誌でおこなうような、恋愛とは、というような話でもない、もっともっとごく普通の話を、思う存分してみたかった」(p.7)角田光代の初対談集。 お…

『週刊現代』8/20、27合併号 人物プロファイリングというコーナーに角田さんが登場。全4ページ。本人のみならず、友人の話もたくさん盛り込まれていて、興味深い内容になっている。『エコノミカル・パレス』は10月に文庫化予定とのこと。 『阿部和重対談集』…

『空中庭園』(文春文庫、解説石田衣良) 暇だったときに、ジュンク堂で最初の1編だけ座り読みして、続きが気になったので購入。どれも書き出しが秀逸で、読ませる作品だった。 映画『空中庭園』 飲み会の前に、5000円札をくずしておきたいなと思って、予告…

彩河杏著『胸にほおばる、蛍草』(集英社文庫) 第11回コバルト・ノベル大賞に「お子様ランチ・ロックソース」で入選後、初めての作品。1988年10/10初版発行。 収録されているのは表題作1編のみで、第1章、第2章、終章と分けられている。最初は、大学2年生の…

7月23日付日本経済新聞土曜版

「私のお気に入り」に角田さんが登場。ミャンマーで購入したサロンというものを紹介している。大辞泉によると、サロンとは 《マレー語から》インドネシア・マレーシア・南インドなどで、男女ともに用いる幅広い筒状の腰衣。余った部分をひだに整えて腰にはさ…

『小説宝石』8月号 角田光代3ヶ月連続トークセッションPart3ということで、穂村弘との対談が掲載されている。6/16にジュンク堂でやったもの。文字にしてみると、いっそう笑える。 ちなみに、光文社のウェブサイトによると、7月号は石田衣良、6月号は酒井順子…

穂村弘×角田光代 「幸福のありか」というタイトルで、きょう18:30から、ジュンク堂池袋店で1時間半ほどトークセッション。活字化される予定があるそうなので、大ざっぱな内容と、活字ではわからなそうなことを、書いておきたい。 おふたりは、客の前に登場す…

『しあわせのねだん』(晶文社)

ものの値段にまつわるエッセイ集。各回タイトルが、「昼めし 977円」というように、もの+値段からなっている。 文章は、晶文社のサイトに掲載されたもの+いくつかの書き下ろし。人の生活を覗き見しているみたいに楽しめた。 以下、いくつか興味を持った点…

『野性時代』6月号 「シリーズ青春文学の現在」1「あの八月の、」という短編を書いている。キネマ友の会というサークルのOGである2人が、夜間に母校の部室に忍び込み、懐かしの映像を見る。 早稲田では近年、部室が閉鎖され、卒業生となっても気軽に立ち寄れ…

2004年4月1日付読売新聞朝刊 連載90年を迎えた「人生案内」(http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/)の愛読者である角田光代と三浦しをんによる対談が掲載されている。4/29のトークショウの予習として読んだ。 アンチ読売なもんで、こういう連載があるってこと…

5月1日付朝日新聞朝刊 読書欄に中島京子著『イトウの恋』(講談社)の書評が載っている。 4/29のトークショウ ほかの方があまり書いていないことだけ補足程度に。 たかが入場券なのに、素敵。 入口でもらったパンフレットには、「文庫で読む、古本の香りがす…

『たのしい中央線』(太田出版、ISBN:4872339371) というムックに、昨年暮れあたりから、直木賞受賞後まで、お昼に何を食べたかの写真日記みたいなものが、インタビューとあわせて全8ページ掲載されている。 http://deco-tokyo.com/tanoshu1.htm 情熱大陸を…

写真家の李学亮さんと対談

対談 本日14:00から、丸善丸の内本店4Fギャラリーの、李さんが撮ったシルクロードの風景写真が展示されている一角に、スツールを並べて行われた。 時間になると、まず男性店員があいさつをして、その後、対談で通訳を務める女性が入ってくる。この人がとって…

『いつも旅のなか』(アクセス・パブリッシング) ジャンルはなんていえばいいんだろう。紀行文集かな。『生本』という雑誌に連載されたものに、若干の書き下ろしを加えて、これまで旅してきた場所の思い出を綴っている。 旅について書くというのは、ひとり…

コバルト編集部編『コバルト・ノベル大賞5』(集英社文庫) 第10回入選作・五代剛「Seele」、第10回佳作・山本文緒「プレミアム・プールの日々」、第11回入選作・彩河杏「お子様ランチ・ロックソース」という3本の中編を収録。うち2人が後の直木賞作家という…

イベント予告 http://www.maruzen.co.jp/home/tenpo/maruhon.html リンク先中ほど。4/16(土)14:00から対談。 http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/event.htm#honten またまたやるみたい。4/24(日)14:00から、先着100名様。 http://www.aoyamabc.co.jp…

「エコノミカル・カツ丼の午後」(『本』2002年11月号) というすてきなタイトルのエッセイを読んだ。 スーパーのカツ丼弁当が380円と、エコノミカルな値段だったことに彼女はたいそう驚く。そして、安いことの素晴らしさをしなやかに書き、はては景気の良し…

21世紀活字文化プロジェクト

石田衣良と角田光代が語り合うという。下記参照。 http://www.yomiuri.co.jp/katsuji/news/20050316_01.htm どうでもいいことだけど、3/18の池袋、角田さんはジュンクで、石田衣良はリブロでそれぞれサイン会だった。ひょっとしたら客を奪い合ったかもしれな…

サイン会

きのう18:00からジュンク堂池袋店にて。5分前ぐらいに到着し、どんな感じで列が作られてるのかなと見てみる。すると、南側の入口付近にある下り階段のところを先頭に(こんなとこに階段あったんだ。知らなかった)、下に降りてコミック売り場の壁沿いへと列…

『人生ベストテン』(講談社)

『小説現代』初出の短編6本からなる。主人公は男・女・男・女の順になっているから、意図的に交互に執筆したのかと思いきや、最後は女・女と続く。 話に直接かかわらない仕草をいちいち書いていてリアルなのと、あと短い枚数でありながら、ストーリーを大胆…

『人生ベストテン』(講談社)を購入。そういえば『週刊新潮』3/10号に、角田光代さんが輪島功一ボクシングジムに通っているという話が出ていた。グローブをはめて、輪島さんと一緒に写真に写っている。

またサイン会が

あるようだ(情報出所ジュンク堂ウェブサイト)。『人生ベストテン』(講談社)の発売記念。ジュンク堂池袋店1Fエントランスにて3/18の18:00から。 ところで、あの店の1Fにどうやってスペースを作るのだろうか。しかも混雑する時間。4Fのカフェをトークセッ…

『週刊ポスト』2003年5/9、16号

「著者に訊け!」のゲストが角田光代。プロフィールから抜粋。「身長158センチにしては小柄に見える可愛らしい雰囲気からは想像しにくいが、輪島功一ボクシング・ジムに通い、体を鍛えている。O型」。これが『文藝』春号でいってた、ふたついっているジムの…