『ぼくはきみのおにいさん』にプレミアム価格

http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e50680911より。
「塾で駒場東邦受験するなら読んでおくべきといわれ、古本屋で探して購入したものです」
ほお、熱心なおやごさん。
「プレミアムのついた価格になっていますので、よく検討されて入札してください」
元値1000円以下なのに、5500円だもんねえ。
「入手困難な本なので、読み終えられたら、次の方が読めるように出品していただけると幸いです。(もちろん購入者ご自身の自由です)」
情報はみんなで共有しようというやさしい一面を見せつつ、でも金儲けはしたいというわけか。けちなやつめ。最初からそんなことは書くな、と。
駒場東邦を考えているみなさん、だまされないでください。入手は困難でも、図書館にはけっこう入ってるようなので(うちの近隣についていえば、鎌倉市の図書館にも、藤沢市にもある)。
ちなみに角田光代の文庫化されていない作品(2000年以前)としては、1996年の『ぼくはきみのおにいさん』(河出書房新社)のほかに、1997年の『カップリング・ノー・チューニング』(河出書房新社)があるが、こちらはまだ新品で入手が可能。タイミングを見て、文庫にする予定なのかな。

神奈川文化賞未来賞

今後の活躍が期待される若い世代に贈られる文化賞未来賞は、今年の第百三十二回直木賞を受賞した作家の角田光代さんら。

きのう贈呈式があったそうだ。
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_13706.html