映画

『悪女/AKUJO』

キム・オクビン主演のアクション映画。以前、彼女が出演した『渇き』が大好きなので見てみた。 今作ではアサシンに扮している。ストーリーはかなりとっつきにくい。DVDだから2回見たけど、最初は2-30%しか理解できなかった。封切りのとき行かなくてよかった…

『15時17分、パリ行き』

鉄道内でのテロが阻止された実話を当事者が演じた話題作。 実世界同様、結末はすごく気持ちよかった。 前半から中盤にかけては、幼き日の英雄たちが描かれる。最後の旅だけ取り上げた映画にしなかったのは面白いなあと思う反面、退屈感があったのも事実。そ…

『キャピタリズム~マネーは踊る~』

アメリカは富者を利するようにできている。そんな事象のいくつかを取り上げたドキュメンタリー。 知らなかったことがたくさんあった。まずはパイロットの薄給。とある女性はアルバイトで犬の散歩までしているという。私の認識だと、数が不足していて会社間が…

『華氏119』

ドキュメンタリーの舞台はトランプ大統領が誕生する前後のアメリカ。いくつかの問題に迫るなかでアメリカの様相が見えてくる、みたいな作品。 自国でないからか、もう忘れてることが多かった。教員のストライキ、フリントの水汚染、生徒たちが求めた銃規制運…

『スティルライフオブメモリーズ』

日経のレビューで宇田川幸洋が5つ星をつけていて、気になっていた。 展覧会をしている写真家・春馬のもとへ撮影の依頼がくる。撮ってほしいと示されたのは女性器だった。 最初はとまどいを感じた春馬だけど、回数を重ねて撮影は熱を帯びる。 春馬に加え、被…

『もらとりあむタマ子』

タマ子は大学を出て仕事はせず、父と二人暮らし。テレビと漫画でダラダラ過ごしている。そんな日常に変化は訪れるのか。 ちょっとしたストーリーはある。それも魅力的だけど、一番の楽しみは前田敦子演じるタマ子の様相かな。だらけていても喜怒哀楽すべて愛…

『デトロイト』

黒人相手の横暴がまかり通っていた時代。そのなかで起こった大暴動での市民と警察の姿を描く。 ありもしない罪を着せるため、拷問に近いことがおこなわれる。その描写が延々と続いて臨場感がすごい。 娯楽として引き付けられるし、様々なことを考えさせられ…

『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』

大ざっぱにまとめると、貧困を生きる母と子の物語。モーテルで暮らしていて、ふたりの周りには多くの人がいる。そこには貧しくはあるけれども生き生きした世界が広がっていた。 1年前の公開時に、監督のインタビューで興味をもった作品。期待どおりに面白か…

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』

金曜日の夕刊って、どこも映画の話題が多いと思う。映画評、出演者や監督のインタビュー、広告。そういうのをざーっとながめて、見たい映画をリストにしている。本作はそこからのピックアップ。 タイ映画で題材はカンニング。最初は小さな舞台だったのに話が…

『クワイエット・プレイス』

昨年秋の公開時におすすめしている人がいたので見てみた。 音を立てたら襲われるという設定はぼんやり記憶にあった。そういう世界におけるとあるファミリーの生活、そして敵との対峙が描かれる。 最初から最後まで意味ありげなシーンが続く。ふだんは考えさ…

『スマホを落としただけなのに』

つまらないと言い切るのはアレかもしれないけど、平均よりは下。ストーリーがテンプレ的というか……。何ひとつ驚きや恐怖がなかった。しいていえば、エンドロールで監督が中田秀夫と知ったときはびっくりした(笑) 主演は北川景子。そういえばあまり見た経験…

映画の感想+α

映画『泣くな赤鬼』 すごく満足な作品だった。 残り少ない命はいかにも涙を誘う設定なんだけど、その点が原作からさらに洗練されている。演技は皆うますぎるぐらいだし、本作で追加されたシーンがことごとく効果的だった。 でもただの泣ける映画かというとそ…

『グリーンブック』

みなとみらいに新しく映画館ができたということで、どんなもんかなと見物。電車のるまえに大船の金券ショップをのぞくと、『ビューティフル・ボーイ』はあったものの、第一候補だった『グリーンブック』は完売。どうしようかと考えながら桜木町へ。こっちの…

『ルーム』

あらすじを見て、これは絶対おもしろいだろうと思ったら案の定。母と子が狭い部屋に幽閉されている。男の子は5歳、監禁は7年におよぶというから部屋のなかが世界のすべて。あるとき、母が脱出を企てる。はたしてうまくいくのか――というのがいちおうの筋だが…

『きみに読む物語』

よくできたいいストーリー。ただ、おはなしを見せるよりは主役ふたりの愛を描くことに重点がある気がする。思いのままの熱いキスに気取ったところはない。こういうのいいなあと素直に思う。年月を経ても、病気になってもふたりの関係は不変。とにかく憧れる…

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』

原作は人生で一二を争うぐらい影響を受けた本。映画化を知ったときはいろいろびっくりした。ひとつはノンフィクションの原作って珍しいなということ。皆無とはいわないが、小説や漫画に比べればだいぶ少ない。あとは本が出てからかなり経っている。単行本は1…

『サニー 永遠の仲間たち』

大根仁監督の日本版(?)を見たのが3ヶ月前。機会があればオリジナルもチェックしたいと思っていたところ、下記のツイートで今日まで無料と知る。あたしの大好きな映画「サニー 永遠の仲間たち」(2011年 韓国)を12月8日まで1週間だけ無料配信中!最高に楽…

『そんな彼なら捨てちゃえば?』

男心を読めない不器用な女ジジを中心に、さまざまな恋愛模様が描かれる。バイブル本が原作となっている。そのため恋愛の格言というか、指針みたいなものに触れたシーンが挿入される。異性と見たら話が広がりそうで、面白かった。たとえば相手を振るとき自分…

『モテキ』

「セカンド童貞」の主人公が、ふたりの女性との関係に揺れに揺れる。前半はコメディタッチで客を引きつけ、後半はシリアスな展開を見せるみたいな流れ。おもしろかった。うわーいいなーってシチュエーションが盛りだくさん。水を口移ししながらのキスとか………

『新宿スワンⅡ』

メインの舞台を横浜へ移しての第2作。物語に動きが少なくて、退屈感が強かった。園子温の作品でもこんなことってあるんだなと。 ネットフリックスにて。

『みんな!エスパーだよ!』

エスパーのなかに敵が混ざり込む。しかし誰なのかはわからず、被害が広がってしまう。この状況に手を打つことはできるのか、みたいなお話。エロがたっぷりで、池田エライザがかわいくて、三河弁が気持ちいい。満足な娯楽だった。そして豊橋に行きたくなった。…

『リアル鬼ごっこ』(2015)

かたっくるしい映画を続けて見たから、ここらで娯楽をと思って(笑)原作の記憶はほとんどないが、買ったときのことは不思議と覚えている。予備校帰りに横浜の本屋で。16年前の話。もうひとつ覚えているのが、稚拙な表現が目立っていたこと。あの温厚なけん…

『MUTE/ミュート』

丸々2回と細部の確認で、都合2.5回分ぐらい見た。感想はポジティブなものにはならないかな。30年後の近未来ベルリンが舞台。酒場で働く口のきけない男が、姿を消した恋人を追うというのが大ざっぱな物語。面白くなりそうな設定ではあったが、想起させるもの…

『7月22日』

2011年のノルウェーでのテロ事件を題材にした作品。2時間20分超あるが、事件そのものは約30分で終わる。犯人と弁護士、銃撃を受けた被害者のその後のありようがメインで描かれている。楽しんで見たが、心の揺さぶりはなかった。いろんな立場で話が動くので、…

『アナイアレイション――全滅領域――』

危険なエリアがあって、そこに出向いた者たちがなかなか帰還しない。どういう状況なのかもわからない。そんな場所に女5人で派遣され、いったい何が起こるのか、現地はどうなっていたのか、みたいな内容。テンコ盛りで面白かった。もちろん謎の解明が物語を引…

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』

見にいくきっかけは、小室哲哉が音楽を担当しているのがひとつ。あとは内容も少し興味をひくものだった。 90年代にコギャルだった女の子たちが、現在で再会を果たす。過去と今をつなぐ映画は珍しくないが、本作には新鮮さを感じた。やはり90年代は特別なのだ…

『人生フルーツ』

ヒットしていると耳にしたのが一年ぐらいまえ。それ以来、観たい作品リストに入れていたが、ようやく鑑賞。 きっかけは重松清がパンフに書いていると知ったこと。われながら反応が遅い……。 足を運んだのは、逗子のCINEMA AMIGO(シネマアミーゴ)。ここも行…

『先生を流産させる会』 プライム・ビデオにて。時間の無駄とまではいわないが、魅力にとぼしい作品。 もとの事件は男子生徒がしかけたものだが、本作は女子に変えている。動機をわかりやすくするためだろう。そこは悪くない。 しかし、どういうエピソードを…

『K-19』

プライム・ビデオにて。長編映画としては『ハート・ロッカー』の前作にあたるようだ。題材はソ連の原子力潜水艦でおこった事故。トラブルへの対処と容易でない人間関係が描かれている。 まず気になるのが言葉。乗員が英語を話す違和感は最後までとれなかった…

『ゼロ・ダーク・サーティ』

プライム・ビデオにて。ビン・ラディンの居場所を探るべく奮戦するCIAが描かれる。 前作もそうだと思うが、フィクションなのに「作り物」感がない。たとえば爆発音とか銃声。観客が驚くタイミングでくることが、日本映画ではあまりない気がする。 娯楽として…