『この本が、世界に存在することに』(メディアファクトリー

必要に駆られて読んだのだが、そういうふうに読まれてはいけない本だった。
初出一覧によると、最初の3編は、朗読会で読まれたものらしい。検索してみると、以下のようにあった。

オンライン古書店的'60-'80sクロニクル「これが僕たちのクラシック!」関連イベントとして、角田光代さんの書き下ろし新作朗読会「本読み日和」が行われます。ご本人による朗読という、めったにない機会ですので、ぜひみなさん見に行ってくださいね!
日時:10月19日(日) 12:00開場 12:30開演
会場:PARCO TAKE OFF7(渋谷区宇田川町4-7 スタジオパルコ3階) ※東急ハンズ向かい。
料金:2500円(1ドリンク付)
http://www.bloombooks.jp/news/index3.shtmlより。

『日経WOMAN』11月号

角田さんのインタビュー全4ページ掲載。おもに仕事観の変遷について。
「今の女性たちは、生きやすさに慣れていないのでは」、つまり、あれもしていい、こんなこともできるという状態になることで、かえって悩む。また、そこでした選択の結果が正しかったのかどうかにも思いをめぐらしてしまう、という角田さんの指摘に感心する。