『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』

正直なところ、公開当初は興味がなかった。だけど各所で話題になり、それだったら見ておこうかなと。

特に展開めいたものはない。スタッフの仕事ぶりや利用者の姿をつないで作られている。でも、大まかな柱が三本ぐらいある。ひとつめはセクションごとの作業内容。ふたつめは運営をめぐるスタッフ間の話し合い。みっつめは有識者を呼んだイベント。

私は日本との比較で考えるシーンが多かった。たとえばホームレスへの対応が話し合われるんだけど、それは日本でも同じだろうなと。あとはベストセラーをどれだけ用意するか。これも同じ。

反対に状況が違うのは電子書籍。作中では貸し出しの伸びが報告されてたと思うけど、日本では取り扱い自体がまだレアだろう。

全体的な印象は、多様なことをやってるんだなというのが一番。とりわけネット接続機器の貸与。館内のWi-FiなりPCなら日本にもある。でも、この図書館には機器を持ち帰って使える仕組みが用意されている。カバーする領域の広さを感じた。

もうひとつ抱いた印象は、図書館が歴史に学ぶ場所なんだなということ。書物はそういう性質のものだし、いくつかピックアップされていたイベントの話からもそう思った。

あつぎのえいがかんkiki(スクリーン2)にて。パンフレットがなくて残念。完売したか、最初から取り扱わなかったのか。今後どこかで入手できたらいいけど。

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