映画

『新宿スワンⅡ』

メインの舞台を横浜へ移しての第2作。物語に動きが少なくて、退屈感が強かった。園子温の作品でもこんなことってあるんだなと。 ネットフリックスにて。

『みんな!エスパーだよ!』

エスパーのなかに敵が混ざり込む。しかし誰なのかはわからず、被害が広がってしまう。この状況に手を打つことはできるのか、みたいなお話。エロがたっぷりで、池田エライザがかわいくて、三河弁が気持ちいい。満足な娯楽だった。そして豊橋に行きたくなった。…

『リアル鬼ごっこ』(2015)

かたっくるしい映画を続けて見たから、ここらで娯楽をと思って(笑)原作の記憶はほとんどないが、買ったときのことは不思議と覚えている。予備校帰りに横浜の本屋で。16年前の話。もうひとつ覚えているのが、稚拙な表現が目立っていたこと。あの温厚なけん…

『MUTE/ミュート』

丸々2回と細部の確認で、都合2.5回分ぐらい見た。感想はポジティブなものにはならないかな。30年後の近未来ベルリンが舞台。酒場で働く口のきけない男が、姿を消した恋人を追うというのが大ざっぱな物語。面白くなりそうな設定ではあったが、想起させるもの…

『7月22日』

2011年のノルウェーでのテロ事件を題材にした作品。2時間20分超あるが、事件そのものは約30分で終わる。犯人と弁護士、銃撃を受けた被害者のその後のありようがメインで描かれている。楽しんで見たが、心の揺さぶりはなかった。いろんな立場で話が動くので、…

『アナイアレイション――全滅領域――』

危険なエリアがあって、そこに出向いた者たちがなかなか帰還しない。どういう状況なのかもわからない。そんな場所に女5人で派遣され、いったい何が起こるのか、現地はどうなっていたのか、みたいな内容。テンコ盛りで面白かった。もちろん謎の解明が物語を引…

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』

見にいくきっかけは、小室哲哉が音楽を担当しているのがひとつ。あとは内容も少し興味をひくものだった。 90年代にコギャルだった女の子たちが、現在で再会を果たす。過去と今をつなぐ映画は珍しくないが、本作には新鮮さを感じた。やはり90年代は特別なのだ…

『人生フルーツ』

ヒットしていると耳にしたのが一年ぐらいまえ。それ以来、観たい作品リストに入れていたが、ようやく鑑賞。 きっかけは重松清がパンフに書いていると知ったこと。われながら反応が遅い……。 足を運んだのは、逗子のCINEMA AMIGO(シネマアミーゴ)。ここも行…

『先生を流産させる会』 プライム・ビデオにて。時間の無駄とまではいわないが、魅力にとぼしい作品。 もとの事件は男子生徒がしかけたものだが、本作は女子に変えている。動機をわかりやすくするためだろう。そこは悪くない。 しかし、どういうエピソードを…

『K-19』

プライム・ビデオにて。長編映画としては『ハート・ロッカー』の前作にあたるようだ。題材はソ連の原子力潜水艦でおこった事故。トラブルへの対処と容易でない人間関係が描かれている。 まず気になるのが言葉。乗員が英語を話す違和感は最後までとれなかった…

『ゼロ・ダーク・サーティ』

プライム・ビデオにて。ビン・ラディンの居場所を探るべく奮戦するCIAが描かれる。 前作もそうだと思うが、フィクションなのに「作り物」感がない。たとえば爆発音とか銃声。観客が驚くタイミングでくることが、日本映画ではあまりない気がする。 娯楽として…

『レディ・プレイヤー1』

早稲田大学校友会の特典で、映画チケットが800円で買える(年度2枚まで)。 それで109シネマズの券を購入したが、見たいものが皆無。今後の予定でもピンとくるのがないので、3Dを見ようかなと。いままではなんとなく避けていた。 よくわからなかったのが料金…

『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』

ムーアが「侵略者」となり、他国の長所を盗むべく訪ね歩く。 刑罰のあり方、女性の活躍、教育など、社会を考えるヒントが盛りだくさん。ユーモアもきいていて楽しめる作品だった。 教訓としては、ある一面からしか見ずに最善だと判断するのは愚で、比較が大…

『ハドソン川の奇跡』

Amazonビデオにて。 面白い映画を見ると、時間があっというま。尺が100分足らずなせいかもしれないが。 題材は9年前の航空機事故。機長のニックネーム「サリー」が原題になっている。事故のシーンはもちろん、その後いっぺんした機長の生活や苦悩、あるいは…

『レヴェナント: 蘇えりし者』

Amazonビデオにて。 この監督は大好きで、劇場公開時も見にいくかギリギリまで迷った。結果としては、いかなくてよかった。 ストーリーを味わいたい私としては、「生死がかかった状況で人はどう行動するか」ぐらいにしか筋がない本作は退屈すぎた。迫真の映…

『アメリカン・グラフィティ』

1962年の車と若者が描かれたアメリカの青春群像劇。 日本では薄れたが、車へのあこがれってこういうものだったんだろうな。つまり、助手席に女の子を乗せてふたりの時間を楽しむという……。 当時の車はかっこいい。別にレトロでいいわけじゃなくて、車体に見…

『さんかく』

Amazonビデオにて。この作品は江口寿史が絶賛*1していて、いつか見たいと思っていた。 設定は特に目新しくはない。恋人どうし生活している部屋に、彼女の妹がやってくる。彼氏がその妹を気になってしまい、関係はぎくしゃくしていく。タイトルどおりの三角で…

『ツィゴイネルワイゼン』

あー面白かったというのが率直な感想。大きな話の筋があるわけではないのだが、どのシーンも絵作りがすばらしく、そしてまた娯楽的だった。 鎌倉市川喜多映画記念館にて。

『バンコクナイツ』

前作は楽しんだ。本作も評価が高いようなので劇場に足を運ぶ。とはいえ、ラスト一週を切ってようやくではあるが……。 物語はバンコクにある日本人を相手にした水商売の店に始まる。そこのホステスと客が理想を求めて東奔西走する、というのが大ざっぱな内容。…

『ビリギャル』

年末に地上波でやってたのをいまさら見た。面白かったし、少しだけ勉強する意欲ももらえた。ストーリーがシンプルなだけに、役者が下手だと一気につまらなくなってたかもしれない。

『ウォークラフト』

もとになったゲームは、20分ぐらい動画で見た程度。本作を観た理由はダンカン・ジョーンズ監督の過去2作がすばらしかったから。 結論を先に書くと、期待は裏切られた。 前作のパンフレットで、彼はこう語っている。 「次回作の脚本でも、人間に課せられた責…

『海街diary』

地上波でやってたので見た。全体として完成度は高いと思う。原作よりもメッセージが伝わってくる気がした。まあ、わかりやすくしているというのもあるだろうが……。 ロケ地に関水スポーツが出てきたのは驚き。原作*1はおそらくモデルなしに描いている。そこを…

『起終点駅 ターミナル』

観にいった理由は、篠原哲雄監督と音楽の小林武史を信頼しているというのがひとつ。あとは女優が旬なのと内容も面白そうだったので。 ざっとストーリーを書くと、釧路で弁護士をする中年の男が仕事で若い女とかかわりをもつ。やがて女は男がひとり暮らす家へ…

『タミー/Tammy』

ニコニコポイント消化のために見た。内容は破天荒な女とばあちゃんの旅物語といったところ。コメディなのだが、笑えないタイプ。行動のひとつひとつをシリアスに感じてしまう。娯楽作品として、何か足りないものがあるように思った。 見終えてから知ったが、…

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

横浜へ向かう途中で人身事故発生。すでに公開から日が経ち、上映は1日1回。遅れることができない。さいわい戸塚に停車中だったので、地下鉄に乗り換えるだけで済んだ。これが東戸塚まで進んでたら、バスに乗らなきゃで面倒だった。 ショックなのが、Suica(…

『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』

時期的には、2009年の組閣あたりから2010年末までを収めている。すでに見た2作目・3作目とは違い、出来事にはさほど焦点が置かれていない。かわりに中心となっているのが、主要メンバー15人へのインタビュー。 正直なところ、やや退屈な感があった。インタビ…

『気球クラブ、その後』

dビデオにて。園子温監督、2006年の作品。 サークル・気球クラブがなくなって5年。中心だった村上が事故に遭ったという知らせが元メンバーへ届く。それを機に十数人が集まり、宴が催される。連絡を取り合い、ドンチャン騒ぎをするなかで、気球クラブの細部が…

『エクステ』

dビデオにて。選んだ理由は園子温が好きなので。 美容師の優子は、放蕩な姉から娘を押し付けられる。従順な姉の娘には虐待の痕跡があった。本作で描かれるのは、生活をともにする間ふたりにふりかかる出来事。 園子温らしい娯楽で楽しめるが、話はよくわから…

『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』

dビデオにて。収められているのは、2011年の1年間。主な出来事は、震災・被災地活動、総選挙、チーム4結成、西武ドーム、大場謹慎・復帰といったところ。 印象に残ったのは、まず岩田の若さ。当時12歳とか13歳。声もいまと比べると違和感がある。 北原・指原…

『DOCUMENTARY of AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』

dビデオにて。アイドルには出費しないようにしているが、見放題ならいいかなと……。 本作に収められたのは2012年の1年間。主な出来事は、平嶋・米沢辞退、前田(敦)卒業発表、指原移籍、東京ドーム、前田(敦)卒業公演、増田辞退といったところ。 やめる人…