きょうという1日

福山到着。有名なチェーンじゃなくて、いい店があれば朝ごはんを食べようと思っていたが、目についたのはマックと、なか卯のみ。残念。

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北口にある福山城博物館へ。受付の人がえらく親切。
なかは展示物を見ながら階段をあがっていく形式。そして最上階が展望台。見晴らしは大変よい。私が思うに、街並みは甲府に似てるなあという印象。
観光地によくある記念メダルがここにも。買って刻印をしてみる。

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つまらないラーメン屋で昼を食べた後、バスに乗って鞆の浦へ向かう。駅前には早くも、カープグッズに身を包んだ人たちが、幾集団か見られた。
鞆の浦は、神奈川でいう三崎・城ヶ島あたりのような感じ。入り組んだ路地や坂、ちょっとした高台など、さり気なく絵になる風景がいっぱい。私はこういうところ、大好きだ。

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鞆の浦歴史民俗資料館。ちょうど子どもたちが、遠足だか社会見学にきていた。現在の企画展は「鞆軽便鉄道」で、興味深いものであった。
この館で、医王寺という場所からの光景がすばらしいと知る。これが本日の悲劇の始まり。
その医王寺に足を運んでみると、たしかに景色がよかった。だが、「ここから20分ほど登ると、太子堂という場所があって、さらに景色がいいです」的なことが書かれている。そういわれると、私はいきたくなる。
それで登った。なるほど、先ほどよりもさらにいい景色である。
しかし、奥を見ると、まだその先もいけるようになっているではないか。
私は登った。否、登ってしまった。

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そこは、グリーンライン(という道路)へ向かうハイキングのコース。30分ほどかけて瀬戸内海国立公園後山にたどり着く。
30分? なんだたいしたことないじゃないか。そう思われるかもしれない。しかし、自分でいうのもなんだが、これらの行程は、3日分の衣類など、大量の荷物(重さ6kg)を背負ってのものである。苦労のほどは、察してほしい。

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まだ話は続く。後山に出た。問題はここから、どうやって球場へ向かうかである。当初は、ハイキングに巻き込まれる予定などなかったから、やってきた反対にバスで戻るつもりだった。
しかし、この後山が接しているグリーンラインにはバスなど通っていない。選択肢はみっつ。その一。登ってきたハイキングコースを下山する。その二。グリーンラインを鞆方面に向かう。その三。グリーンラインを福山(≒球場)方面へ向かう。
一は性格的に嫌だ。二はバス代が結局かかる。三なら球場まで歩くので、バス代が浮く。
私は地図もたいして確認せず、「たしか5kmぐらいだよな、1時間ちょっと歩けば着くか」とひとり合点。このとき時刻は15:30。

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それで三を選んだ私はどうなったか。道は5kmどころではなく15kmもあり、2時間休みなくぶっ続けで歩くはめに。くどいようだが、大きな荷物を抱えて、だ。
17:30、ついにグリーンラインの終わり。しかし、まだバス通りではない*1。さらに10分ほど、こんどは走って、渋谷団地入口(?)というバス停へ。球場いきの臨時バスに1本スルーされた後、普通の路線バス到着。結局、球場についたのは18:05だった。

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試合後は3kmちょっと歩いて、福山コロナワールドという複合施設へ。まずコロナの湯で温泉につかる。露天風呂は雨であまり人がいない。そういえば、こういう温浴施設にくるとき、雨だったためしがあまりないなあ。なかは、標準的なスーパー銭湯

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これを書いているのは、IT-CAT(福山店)。最近のネットカフェはどこも身分証明が必要で、それがなされているゆえ、2chにも書き込めるところが多いのだが、ここは珍しくNG。禁煙席がないのも残念だが、天井が高いから(?)なのか、そんなに不快感はない。
あと、何時ごろだったか、店員が各ブースにラストオーダーを告げて回っていた。突然ドアをあけられて、ちょっとびっくり。

*1:プレイボールが迫っているので、もう歩き通すのはあきらめた。