福満しげゆき著『福満しげゆきのほのぼのゲームエッセイマンガ』(ファミ通クリアコミックス、2013/1)

私の家庭用ゲーム歴は、『ドラゴンクエスト7』あたりで止まっている。だから、本書登場のゲームはほぼやったことがない。
それでも十分楽しめる。内容は広くゲームにまつわることだが、とりわけ「のめりこみ」を邪魔する要素を書いた部分が印象に残る。たとえばスタートでキャラクター設定が15分もあるやつは、それだけで始めたくなくなるとか……。
150ページ超、ゲームの面白さを語られてはみたが、自分でやる気にはならなかった。ほかにやらなきゃいけないことがいっぱいあるからね。とはいえ、将棋ウォーズはやるのだが。
最後にメモになるが、『モンスターハンター』のどの武器が強いだのと探る要素が、モバゲーへ人が流れるきっかけになったのではという指摘(p.41)は興味深い。私は『モンスターハンター』をプレイしてないので、当たってるかはわからないが。