サイン会(三省堂書店有楽町店)

このまえ朝日の「売れてる本」*1に、文庫版『八日目の蝉』が9刷100万部と出ていた。私は思わず印税がいくらになるか計算してしまったが……、そんな人気作家の新刊『よなかの散歩』(オレンジページ)の刊行を記念したサイン会。

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開始時間(18:30)ぐらいに有楽町へ着くのがきのうの予定。しかし大幅に遅れる。熱海で電車に乗ったのが17時半過ぎ。のりかえ検索したら、会場到着は19:15ごろになりそう。開始45分後だ。
サイン会ってだいたい1時間ぐらいだから、もしかしたら終わってるかもしれないな。そんなことを思いつつ、お客さんがいつもより増える要因・減る要因を考えてみる。
結果、後者つまり早めに終わるだろうという予想のほうが勝ったのだが、現地に着いて並びの列を見てびっくり。始まってけっこう経つはずなのに、まだ4-50人いる。ミリオンセラー作家の人気を私はなめてたな。と同時に、これまで角田さんのサイン会は、同じ本の刊行記念を何度かやることが多かったのに思い至る。それが今回は一度というのも、この人出の理由としてあるかもしれない。

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またひとつサイン本が増えたわけだが、そんなものは津波がくれば流されるし、家が崩れたら瓦礫のなかである。
だから角田さんがサインするその光景を、頭のなかに残しておきたい。