サイン会
『何も持たず存在するということ』(幻戯書房)の刊行記念。三省堂神保町本店にて。
書店に着きくだんの本を探してみると、残り1冊だった。まあ、会場のほうにはたくさんディスプレイされてるんだろうけど。
それで、その1冊だが、一番下に置かれていたものなので、帯がぼろぼろ。しかも初版ではなく3刷。がっくりなのだが、よくない状態の本にサインをもらうのも、ひとつの記念かと思いなおす。
1時間ほど並ぶ。順番が近づいて、店員に声をかけられた。
「帯が曲がっているので、こちらの(会場にある)ものと交換してもよろしいでしょうか」
「そうしてもらえるとありがたいです」
というわけで、めでたしめでたし。そうしてくれたらなあとは思っていたのだが、自分からいいだすのはずうずうしいので。