「私の早稲田論」〜ワセダの伝統を振り返る

16:20から、15号館02教室にて。ワセダカルチャートーク2006の企画で、元木昌彦奥島孝康前総長の講演会。
準備に時間がかかって、15分遅れでのスタート。対談というよりは、司会者からそれぞれへの1問1答形式で進む。
私は元木さんのことをよく知らないんだけど、話す人というよりは、話してもらう人(相手から話を引き出す人)なのではないだろうか。だから、1問1答でやるなら、まったく呼んだ意味がないと思う。
前総長の話はとてもためになるものだった。しかし、ひとりでえんえんとしゃべりすぎるきらいがある。
事前の進行計画と人選にもうひと工夫があればと思うと残念だ。そんななかで印象に残ったのは、質疑応答で手が上がらなかったときの、前総長の発言。「遠慮を知らないのが早稲田の学生。昔は、たくさん手が上がって、どこで切ろうか、だったのに」。