早稲田の冬

第133回直木賞

候補になった7人中5人までが早稲田の関係者だったのに、受賞したのは慶大卒の朱川。
絲山:政経
恩田:教育卒
古川:一文中退
三浦:一文卒
森:二文卒(社会人入学だって。へえ)

菊間千乃アナ

春高バレーに関心のある人なら、わかると思うけど、彼女の父親は八王子実践高の監督である。そして、ものすごいスパルタ指導をする人だ。当然、彼女も家庭で厳しくしつけられたのではないかと思う。
では、なぜあのような不祥事を起こす人間になってしまったのか。私は彼女の大学時代ゼミの教員である奥島孝康前総長、ひいては大学そのもの問題があると考える。よそのblogなどを読むかぎり、菊間本人に責任があった的な意見がほとんどだ。まあ、彼女も30過ぎた人間なんだし、そう考えるのも自然なことだろう。でも、私にはそう思えない。
「(飲み会の際に)未成年がいようが、学生証は代表の人だけだせば大丈夫」。「未成年たって、どうせ1歳とか2歳しか違わない」。そんな考えが当たり前の雰囲気で育ったから、彼女は未成年を酒に誘うことに何のためらいもなかったんじゃないか。また、前にも1度書いたが、大学が学生の飲み会に補助金を出すというのが理解できない。私もこの補助を多少ありがたくは思うが、飲み会なんて自分たちで金を出してやればいいのではないだろうか。
今回、菊間の件をいいきっかけとして(しないだろうけど)、大学は、再度、学生と酒のあり方について、指針を示すべきだ。そして、それを個々の教員レベルまで徹底してほしいものである。
菊間のことを「先輩っていうか、お姉さんっていう感じ」という奥島ゼミ同期の下平さやかアナは、どんな思いでこの報道を見ているのだろうか。ちょっと気になる。
http://www.tv-asahi.co.jp/general/announcer/special/kikitai/200110/05.html
http://www.waseda.jp/student/weekly/people/obg-871.html(なぜかタイトルが岡田武史なのだが)