こせきこうじ画、天願大介作、BIGIN原案、高津祥一郎企画『オバー自慢の爆弾鍋1』(マンサンコミックス、2008/7)

私が初めて読んだこせき作品は、『ペナントレースやまだたいちの奇蹟』。全14巻あるうちの4巻だったと思う。暇つぶし用に、父が駅の売店(?)で買った。野球なら興味あると考えてくれたのかな。
その後、『県立海高校野球部員山下たろーくん』や『ぼくを野球に連れてって!』も読んだが、ファンになったのは『株式会社大山田出版仮編集部員山下たろーくん』から。野球を離れたところでも、関心を引くストーリー、心を揺さぶる話が書けるんだなあと、筆力にうなった。
山下たろー終了後は気にかけていなかったが、いくつか本が出ているのを知って本書を購入。話のベースになる楽曲と原作は存在するものの、根底にあるこせきの世界観は過去の作品と通底しているように思った。
2012年4月20日初版第2刷発行。