こせきこうじ著『山下たろーくん うみとそらの物語2』(BUNCH COMICS)

彼の作品はどれも、ちょっぴり感動的なシーンというのがある(『ああ一郎』は未読だけど)。今までだと、そういう部分はほんのおまけ程度にしか描かれていなかった。
しかし、この『うみとそらの物語』では、真っ向から感情に揺さぶりをかけてくる。タイトルからして、『うみとそらの物語』なんて(いい意味で)ベタなタイトルだし、表紙も自然の美しさを前面に打ち出したものだ。
私の個人的な想像だが、こせきさんは、ずっとこういうハートウォーミングなのをやりたかったのではないだろうか。少なくとも彼にとって何らかの転機になる作品だということは間違いない。

三条陸原作、稲田浩司漫画『冒険王ビィト グランドアドベンチャー』(JUMP COMICS)

ブックデザインが素晴らしいの一言。カバーを裏返すと、そこは魔人版の表紙になっていたり、本文も半分がバスター向け、裏表紙側から半分が魔人向けになっていたり。

藤崎竜著『ワークワーク3』(JUMP COMICS)

理解不能としかいいようがない。私の読書力が足りないのだろうか。