単なる雑記

きのうの話。ブックファーストのイベント会場へいき、店員に段取りを聞く。整理券の番号順だそうで、だったらずっと待ってなくてもいいわけだ。
暑かったので、外の冷たい空気にあたる。私はハルク*1の入口まえのベンチに座った。以下の2つのエピソードは、それから30分ほどのうちにおこったものだ。
女性3人組が私のところにやってきた。歳は学生年齢より少し上かなというぐらい。耳が悪いし、ちゃんと話を聞こうともしていなかったのだが、「モデル」「体を触ったりとかはしないので」「いまから30秒後に」などといっている。無視したら、去っていった。まあ、たぶん手相とかと同じ類だろう。
次は20代前半ぐらいの車椅子の男。最初は普通に目のまえを通り過ぎたのだが、また戻ってきた。これはなんだろう。エレベーターがなくて困ってるのか、などと考えるが、その車椅子男はなおも、いったりきたりを繰り返す。そして、私に声をかけてきた。
「障害者のための作業所を増やすべく、政府にアピールをしている」
個人情報保護法があるので、住所は聞けないが、名前と都道府県だけでいいので、署名をしてほしい」
「そして、もしよければ、いくらでもいいので、寄付をしてもらえないか」
彼はこのようなことをいった。
私は、名前を書いた。だが、寄付はするような金がないし、障害者をよそおった詐欺である可能性がぬぐいきれなかったので、しなかった。

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新宿は意外にも、人を放っておいてくれない場所のようだ。

*1:2F、つまりビックカメラ