秩父歩き

introduction

きのうは秩父に出かけた。そもそもなぜそんなところにいったのか。
ライオンズがパ・リーグ優勝したとき*1に、記念乗車券が出た。ファンとして購入するのはもちろんだが、せっかくなら使いたいと思ったのだ。
これは、1000円で1日西武線全線乗り降り自由*2というもの。それで、どこを目的地にするか考えてみると、本川越にはいったことがあるので、だったら秩父だな、と。

未知のエリア

これまで池袋線で乗ったことがあるのは小手指まで。そこからは、ふーん、こんな駅名があるんだと新鮮な気持ち。
飯能で乗り換え。セミクロス車両でのワンマン運転になる。東飯能を出ると、風景が一変し、険しいところを進んでいく。

到着

西武秩父駅に着いた。まず構内の仲見世通りを流す。ある店*3のメニューにあった「わらじかつ丼」が気になるも、まだ正午まえなのでパス。
いま検索してみると、このかつ丼は卵とじではなく、醤油で味つけがなされたものなのだという。ふーん。

秩父まつり会館


最初に訪れたこの施設では、毎年12/2、3におこなわれている秩父夜祭*4の紹介がなされている。
6億4千万円をかけた建物というだけあって、なかなかのもの。上の写真は平常時なのだが、時おり周囲が闇になって、音楽等で夜祭の光景が再現される。

西武牛乳


検索してみると、この「西武」は地域名としての西武で、西武グループは関係ないらしい。

武甲山資料館


上はちょっと登ったところにある羊山公園からの光景。その公園内にあるのが、この資料館。
石灰石の採掘方法や、時代による運搬手段の移り変わりなどを面白く見る。

帰路

横瀬(よこぜ)を出たぐらいのところだったか、見上げると長いコンベアが。さきほど得た情報からすると、おそらく石灰石を運んでいるのだろう。

反省

秩父には、たとえば鎌倉における大仏のような、とりあえずそこにいっておけば大丈夫というか、基本として抑えておくべきスポットのようなものがない。
しかし、駅のチラシなどを見ていると、いろいろひかれる。温泉、川下り、時速60kmのカート……。ぶらっといってみるのではなく、何をしたいか固めておくべきだったな。

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ライオンズがまた来年か、あるいはその先かわからないが、めでたく優勝し、記念乗車券が発売された折には、また秩父にきてみたい。

*1:日本シリーズ優勝時にも、同種のものが出た。

*2:多摩川線を除く。

*3:http://www.seibu-group.co.jp/rec/nakamise/shop/004.html

*4:これのためにきっぷを使うという手もあったのだが、私はやっぱり普段着姿の秩父が見たかった。