坪内祐三の読書日記(『本の雑誌』連載)

1997年から2001年6月までは『三茶日記』(本の雑誌社)にまとめられている模様。

2004年

1月号 山形はとてもいい街だね池上冬樹さん
2月号 『荒地』の詩人たちの複合評伝を誰かが書いたら面白いね
3月号 あの人はシーナさんちのマコトくんに似ている
4月号 書き出しの二重売りはまずいよ池田晶子さん
「数について尋ねられることの不快」
それがあまりよくないシチュエーションで起こるがゆえに、じゃないのかな。
5月号 私このたび東京堂書店ふくろう店古本部を担当することになりました
6月号 マキコの「長女」に先を越されてしまった
7月号 黄金時代の『週刊朝日』の二十五年分のバックナンバーを買ってしまった
8月号 月の輪書林の目録はまたまたまたまたまたまた凄いぞ
9月号 グレート小鹿の本当の年は一体幾つなんだ?
10月号 アイスクリームを差し入れてくれるなんてイイやつじゃないか
11月号 例のFAX用紙がいよいよ手に入らない
12月号 萬ちゃん本よ永遠に 

2005年

1月号 織田正信訳『風流漂白』を二十年ぶりで買い戻した
2月号 佐藤良明の新著が出たってこと、知ってた?
「早稲田通りを歩いて行くと、早稲田松竹の少し先の立ち食いソバ屋に閉店の案内が出ている。大ショック」
ここは、1回入ってみたいなと思っていた。現在はテナント募集中になっている。
3月号 『平野謙全集』に一体何が起こったのだろう
4月号 昭和三十年代のグルメガイドに神保町の「八羽」が載っていた
5月号 ダークなサチコに一本取られた