岡崎玲子著『9・11ジェネレーション 米国留学中の女子高生が学んだ「戦争」』(集英社新書)

集英社新書は、内容によりAからIまでの分類がされている。彼女の前作がE(教育・心理)だったのに対して、この本はA(政治・経済)。前作で学校生活が中心だったものががらっとかわり、今作は多くを同時多発テロ以後のブッシュ批判に割く。
第1章の後半あたりは、自分の思っていることをいいたい放題いってて、説得力がないなと感じたけど、後半に進むにしたがい、そんなこともなくなった。
ダ・ヴィンチ』2002年2月号に、岡崎玲子が出ているというのをどっか知ったので見てきた。榎本正樹が「ブレイクしような書き手たち」として、3人あげているうちのひとりが彼女。内容は、『レイコ@チョート校 アメリカ東部名門プレップスクールの16歳』(集英社新書)の紹介程度。