タイトルのとおり話し方の本を100冊ちょっと*1取り上げて、それらのなかで重複が多い(≒重要性の高い)ノウハウから順番に紹介している。
思っていたよりいい本だった。理由としては100冊に共通するところだけでなく、意見が割れているポイントも紹介されているから。たとえば、人をほめる回数はどれぐらいが最適なのか、など。
あとは会話の分類がされているのが役立った。たとえば講演・プレゼンや、友人との会話、初対面でのやりとりとでは、心がけることも変わるし、参考にする本も異なってくる。そういうのを意識できたのはよかった。
2022年5月16日第1版第6刷発行。
*1:巻末のリストには104冊が掲載されている。