すえのぶけいこ原作、根津理香脚本、Mika構成『ドラマノベル ライフ』(KCノベルス、2007/9)

帯は「大人気ドラマのラストシーンが速攻読める!!」。9月5日第1刷発行ということで、最終回を10日ほど先取りしていたことになる。
終わってから頭のなかの再整理で読む分には面白かったけど、先に読んでたらラストがどうなるかという興味が失せちゃってただろうなあ。

小説の一行目研究会編『小説の一行目』(しょういん、2006/10)

ただ小説の出だし一文だけを載せた本。収録作品は、第1回から第135回までの芥川賞直木賞受賞作。
特色としては、並び順をランダムにしてある(年代順とかになってない)ことと、作品名はそばに書かず巻末にリスト化してあること。そのことによって、「これ、いつごろの作品だろう」と想像しながら読む楽しさはある。だけど、ただ作品を抜粋しただけで1冊の本を作るなんて、そんな手抜きな。