『起終点駅 ターミナル』

観にいった理由は、篠原哲雄監督と音楽の小林武史を信頼しているというのがひとつ。あとは女優が旬なのと内容も面白そうだったので。
ざっとストーリーを書くと、釧路で弁護士をする中年の男が仕事で若い女とかかわりをもつ。やがて女は男がひとり暮らす家へと上がりこむ。そして徐々に女がどういう人物なのか浮かび上がってくる。
感想としてはかなり良質な佳作。されど、名作入りするような突き抜けたものがなかった。
では、どうすれば名作になったのか。わからない。ただ気になったのは冒頭で酒場近くを歩くシーン。画面上で雪が降っているのに、髪や服にそれがつかない。そういうところでもっとうまくできたんじゃないかなというのはある。
109シネマズ湘南(シアター2)にて。【自分用メモ】家から駐輪場まで30分。劇場にあがって発券するのにプラス8分。場合によっては電車に乗っていくより早いかも。