第97回全国高校野球選手権神奈川大会(3回戦、横浜スタジアム)

イントロ

きょう、この球場は3試合。きのう雨で流れた2回戦がひとつくっついている。
11:20ごろ現地到着。1試合目の大船-横浜桜陽が9回裏2アウトというタイミング。スコアボードを見ると、たいへんな試合だったようだ。6-0から大船が逆転して8-6になっている。これは見たかったなあ……。

高校野球なので自由席。通常、内野指定席Sにあたる部分に座ってみた。画像は1塁側・X段・102番からのながめ。前列との高低差が小さく、見やすいとはいえない。
おまけにきょうは雨も降った。そうすると、残念な人は傘を差しちゃう。視界が悪いことこのうえない。

高低差が小さいのは、悪いことだけでもない。こんなふうに足をのせてノビノビできたりもする。

神奈川大附×相模原

第1シードの県相は、おそらく横浜と戦うことになる4回戦がひとつのカギだと思う。
注目していた投手起用。先発はエースの宮崎だった。となれば、コールドにして球数は減らしたいはず。4回戦はあさってだ。
初回にいきなり3点先制した県相。しかし野球は甘くなかった。追加点がなかなか奪えず、守りのほうでも2-6回まで毎回のランナー。
6回裏にようやく追加点が取れたものの、コールドにする勢いはなかった。宮崎は8回1失点で、9回は2番手・東に任せる。3年生だが、このピッチャーもなかなかよさそうだった。
総括としては、県相の守りに4回・5回と連続でトンネルが出たのが気がかり。勝ちはしたが不安の残る内容だった。

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1回裏、宮崎がセカンドゴロ。はじいたためにホームへは送球できず。(相模原1-0神奈川大附)
1回裏、柴田がセンターオーバーの2点タイムリー3ベース。(相模原3-0神奈川大附)
6回裏、小野沢がスクイズを決める。(相模原4-0神奈川大附)
7回裏、森山がライトへ犠牲フライ。(相模原5-0神奈川大附)
8回表、横山が右中間を破るタイムリー2ベース。(相模原5-1神奈川大附)
8回裏、井口のセカンドゴロがエラーを誘う。(相模原6-1神奈川大附)

横浜×三浦学苑

渡辺監督が最後の夏。どこかの新聞が書いていたが、シートノックはまるでショーのような雰囲気がただよう。
試合は結果から書くと、横浜が7-0で7回コールド勝ち。打線の「振れてる感」があったし、盗塁も4つ成功させた。コールドにする強い気持ちが見て取れた。
ピッチャーは石川が6イニング投げた後、エース藤平が最終回を締める。投げたのはおそらく調整の意味合いだろう。

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1回表、三河がセンターへタイムリー。(横浜1-0三浦学苑
3回表、三河がセンターへ2点タイムリー。(横浜3-0三浦学苑
5回表、公家がレフト線へタイムリー2ベース。(横浜4-0三浦学苑
5回表、石川がライトオーバーのタイムリー3ベース。(横浜5-0三浦学苑
7回表、三河が右中間へ2ラン。ライナーで最前列という感じの打球。「大会33号」とアナウンスあり。(横浜7-0三浦学苑