兵庫ブルーサンダーズ×紀州レンジャーズ(前期2回戦、キッピースタジアム)

イントロ

福知山線の三田*1駅から歩くこと20分*2。到着は15時ごろだった。見えるところから場内をのぞくと、兵庫が打撃練習中。監督だかコーチが投げていて、投球しながらもバッターに助言したりしていた。
さて、開場は何時なんだろう。公式サイトに書いてなかったが……。聞いてみると、「じゃあ開けます」といった感じ。がっちりとは決まっていないらしい。
以前もそうだったが、関西独立リーグは開始直前まで客がこない。ましてやきょうは平日だし。

試合

結果を先に書くと8-5で兵庫が勝利。兵庫は5回裏に打者9人のビッグイニングを作れたのが大きかった。試合内容としては、バッテリー間のミスで進塁・得点となる場面が多く、盛り上がりに欠けた。
印象に残ったのは、まずシートノックで肩のよさを存分に見せてくれた紀州のセンター西本。そして同じく紀州で、ラスト2イニングを投げた関口。チーム公式サイトによると、関口は200cm/110kgとのことだが、その体格をフルに活かしたフォームは、見ていても気持ちがよかった。
それにしても、きょうは寒かったなあ。気象庁のサイトで調べてみると、この日の三田市、18時には8度あった気温が、21時には3度まで下がっていたそうだ。

得点経過

1回表、太田の叩きつけたサードゴロの間にランナー生還。(兵庫0-1紀州
1回裏、バッター清水のところでバッテリーミスによりランナー生還。(兵庫1-1紀州
2回裏、中西がレフトへタイムリー。(兵庫2-1紀州
3回表、バッター松井のところでバッテリーミスによりランナー生還。(兵庫2-2紀州
3回表、西本がライトへ2点タイムリー。(兵庫2-4紀州
5回裏、バッター濱田のところでバッテリーミスによりランナー生還。(兵庫3-4紀州
5回裏、小松原がセンターへ犠牲フライ。(兵庫4-4紀州
5回裏、中西がセンターへタイムリー。(兵庫5-4紀州
5回裏、バッター井上のところでバッテリーミスによりランナー生還。(兵庫6-4紀州
5回裏、井上がセンターへタイムリー。(兵庫7-4紀州
6回裏、ランナー2・3塁で、小松原がセカンドへのタイムリー内野安打。(兵庫8-4紀州
7回表、松井のサードゴロの間にランナー生還。(兵庫8-5紀州

リーグ公式サイトより

試合時間:3:21
観衆:102

メモ

球場名のキッピーは三田市のマスコットキャラクター。球場正面に円形のマークが取り付けられていた。
客席はバックネット裏スタンドと内野芝生席からなっている。
スタンドは背もたれなしの独立席。前が3列、通路があって、後ろが4列という小規模な球場。
グラウンドは全面人工芝。塁上のみアンツーカー。外野のフェンス手前はアンツーカーなし。
試合前イベントは、兵庫の選手が各々アナウンスされてグラウンドに整列というもの。紹介には「出身」もついていたのだが、吉田えりは「川崎北」なのか。河原の名前がとっさに浮かんだ。
3回裏終了時に、兵庫・池内監督のインタビュー。プロ野球だって、タイムリー談話やらが出てくるわけだし、面白い試みだと思う。3回にやるのは、交代が忙しくなる前にということかな。
試合中、兵庫の球団代表が客に「こんにちは」と声をかけながら、スタンドを練り歩いていた。常連さんだと話し込んだりも。試合後に選手たちがお見送りに立つことも含めて、距離が近いなあと思った。

*1:さんだ、「さ」にアクセント。

*2:ウィキペディアに26分とあるが、北西側の入口からだと、それぐらいかかるのかもしれない。私は南西側から階段を利用。