イントロ
11:30に到着。空は暗く、雷がごろごろ鳴っている。これはやばいなと思ったら、11:45ごろざーっときてしまった。弁当を食べ終えた後だったのが救い。
雨は12:05過ぎにやんで、愛媛の選手たちが室内練習場から戻ってくる。シートノックは通常通りおこなわれた。
試合
後ろのおっちゃんが「ねむうなる」とつぶやいていた。まさにそんな展開。1回表、愛媛が1アウト2・3塁で無得点だったのに始まり、5回表まで両チームとも毎回ランナーを出しながら得点できず。
試合が動いたのは5回裏だった。タイガースはファーム本隊が雁の巣へ遠征中。限られたメンバーしか鳴尾浜にいないため、DHを使わなかった。それでピッチャーの伊藤和雄が打席に立ったわけだが、併殺崩れで1点をもぎとった。
タイガースは6回にも一二三のタイムリーと相手エラーで2点を追加。
そして迎えた7回裏。先頭の野原祐也がデッドボールを受ける。上記のようにメンバーが限られるため、臨時代走が送られる。さらに橋本がヒットで続いた。
一時は晴れ間も見えていたが、このあたりでまた雷雨になってしまった。甲斐がタイムリー、黒田のデッドボールを挟んで一二三がストレートの押し出しフォアボール。阪神が5-0とリードを広げる。
さて、デッドボールの野原祐也はやはり無理だったようで、レフトにはピッチャーの玉置がついた。
8回表、愛媛は2番高橋、3番山内が空振り三振。4番ブレットはショートフライで三者凡退。天候は悪化の一方。雷の音に対して、怖がる女性が悲鳴をあげるような状況。
ここでベンチから両監督が出てきて話し合い。15:50、選手がベンチへ戻ってくる。中断なのかと思ったら、2-3分で打ち切りのアナウンス。「5-0でタイガースの勝ち試合とさせていただきます」とのこと。