群馬×信濃(前期9回戦、太田市民球場)

アクセス

駅でいうと、東武小泉線の竜舞が近い。私は東武だと乗り換えが面倒なので、熊谷からバスを使ってみた。
太田駅ゆき*1に乗車し、およそ40分。マリエール太田前にて下車で運賃は500円。球場へはそこから20分歩く。

M1

前期の上信越地区は、群馬ダイヤモンドペガサスが独走でマジック1。対象チームはきょう戦う信濃グランセローズだから、勝てばもちろん優勝、負けたら持ち越しという状況。
試合は1、2回に信濃が4点を先行。しかし群馬も2回裏に3点を返す。大味な展開のため、2回終了で1時間10分が経過していた。このままいったら、5時間オーバーのペースである。
5回裏、群馬が同点に追いつく。そして8回裏には2点を勝ち越し。いよいよ優勝というところまできた。
9回表、信濃の攻撃は先頭フミヒサが内野安打で出塁。村田がセンターフライで1アウトとなるも、代打竜太郎から4連続ヒット。犠牲フライも加わり、4点を奪って逆転。
9回裏の群馬は、ランナーひとりこそ出したものの、3つのアウトをいずれも三振でとられてゲームセット。太田市民球場には魔物が棲んでいた。

得点経過

1回表、フミヒサが3塁側ファウルグラウンドへ犠牲フライ。レフト大谷はフェンスにぶつかりながら捕球するも、負傷交代となった。(信濃1-0群馬)
1回表、市川がライト前に2点タイムリー。(信濃3-0群馬)
2回表、フミヒサがレフト前にタイムリー。前に落ちるフライだったが、レフトの判断が遅れた。(信濃4-0群馬)
2回裏、川村がセンター前に2点タイムリー。(信濃4-2群馬)
2回裏、内山のショートゴロの間にランナー生還。(信濃4-3群馬)
5回裏、藤岡がセンター前にタイムリー。(信濃4-4群馬)
8回裏、バッター丹羽への2球目を飯田が暴投。ランナー生還。(信濃4-5群馬)
8回裏、丹羽がライトへ犠牲フライ。(信濃4-6群馬)
9回表、五十嵐がライト線へ2点タイムリー2ベース。(信濃6-6群馬)
9回表、田中がセンター前にタイムリー。(信濃7-6群馬)
9回表、瀧本がセンターへ犠牲フライ。(信濃8-6群馬)

メモ

この球場には積水樹脂の「ドリームターフ」という人工芝が使われているそう。メーカーのサイトを見ると、上武大学野球場、桐蔭学園野球場などの施工例がある。アンツーカーの部分は、(東京都大田区の)大田スタジアムにそっくり。
左中間・右中間からそれぞれのポール方向にかけて、外野のフェンスをかさ上げしてある。狭い球場ならではのいい工夫だと思う。
バックネット裏の後方座席には屋根がついている。あとは外野も開放されていて、スコアボードの下が日陰になっていた。
バックネット裏の最上段にトイレがあった。このレベルの球場で、こういう場所にトイレが設けられているのは初めて見たかもしれない。
BCリーグの情報を普段から追っていないので、カラバイヨが群馬でプレーしていることに驚き。あと選手名鑑をぱらぱら見ていたら、本間(元ソフトバンク)がまだ現役だったのにもびっくり。

BCリーグ公式より

試合時間:3:42
観衆:1332