群馬×信濃(後期7回戦、桐生球場)

アクセス

上毛電鉄桐生球場前」と、わたらせ渓谷鐵道「運動公園」の2駅が利用可能で、どちらも球場に近接している。
両毛線沿線からのアクセス方法としては以下が考えられる。
1:前橋から中央前橋へ歩いて上毛電鉄を利用。
2:桐生でわたらせ渓谷鐵道に乗り換える(桐生-運動公園:230円)。
3:桐生から西桐生へ歩いて上毛電鉄を利用(西桐生-桐生球場前:220円)。
2と3の比較だが、値段は上記のとおり10円しか違わない。列車の本数はわたらせ渓谷鐵道が1時間に1本程度、上毛電鉄は同2本となっている。

初めての上毛電鉄

私は3を選択した。驚いたのは自転車をそのまんま持ち込めること。これは沿線住民には便利だよなあ。駅によっては無料レンタサイクルもやってるそうだ。
http://www15.wind.ne.jp/~joden/otokujoho/sub1.html

球場雑感

駅が近くにあるゆえ、センターからライト方向に列車が見える。もしかすると、球場から見下ろす形で走っているのはここぐらいかもしれない。
ちなみに、そこの部分は上毛電鉄東武桐生線が並走しているので、わりとひんぱんに列車はくる。

実は巧みなアシスト?

試合は投手戦になった。ゆえに盛りあがる場面も少なかったのだが、3回裏に珍しいプレーが発生。
ダイヤモンドペガサスの攻撃は1アウト1・2塁。ここでバッターがレフトフライを打ち上げた。
2塁ランナーはタッチアップし3塁を狙う。当然、レフトは3塁へ送球するのだが、これがそれてしまった。そしてボールが3塁ベースコーチに当たり、さらにベンチ方向へと転々。その間にランナーがひとり生還した。
グランセローズは監督が抗議に出る。ベースコーチはおそらくボールをよけようとして足を引いたんだろうが、結果的にヒールキックで蹴り飛ばす形になってしまった。そのことについて守備妨害を主張したんだと思われる。
しかし審判の説明は「故意ではない」というものだった。

試合展開

1-1で迎えた8回表、エラーがらみでグランセローズが3点を勝ち越し。ダイヤモンドペガサスは9回裏、1点を返してなおも一打同点の場面は作ったが、及ばなかった。

メモ

球場売店は飲料・アイス・菓子のみの発売。弁当などは一切なかった。商売っ気もなかった。
屋根はバックネット裏後方のみあり。
スタンドの座席はすべてベンチシート。バックネット裏がオレンジ、その両隣が青、さらに内野の奥のほうが緑という配色になっている。
内野のフェンスがあまりにも低く、ないに等しい。その低さたるや、最前列に座っても視界がさえぎられないほど。そして、場所によってはフェンスがないところまである。
センター後方にはバックスクリーンのみあり、スコアボードは右中間に位置する。
スコアボード下部の選手名が入る部分は区切りがなく、一体運用もできるらしい。5回終了後に「がんばれ群馬ダイヤモンドペガサス」(うろ覚え)といった文字と、ペットマークが表示されていた。
私のまえに上武大学の学生(と教員)が座っていた。彼らはスポーツマネジメントを学んでいて、来客にアンケートを取ったり、ペガサスニュースという配布物を制作したりしている。そういう立場でありながら、学生のほうは目前の試合より、ワンセグの画面(高校野球決勝)が気になるようであった。見方を変えれば、球場を盛り上げるためにやるべきことが、まだまだあるわけだ。

得点経過

3回裏、丹羽のレフトフライからの一連のプレー(上述)で、ランナー生還。(信濃0-1群馬)
5回表、ムヨルがレフトへソロ。(信濃1-1群馬)
8回表、田中が内野ゴロ。しかし1塁ベースカバーに入ったピッチャーへの送球がそれ、ランナー3人生還(エラーのランプがついた)。(信濃4-1群馬)
9回裏、白旗がレフトへ犠牲フライ。(信濃4-2群馬)

BCリーグ公式より

試合時間:2:55
観衆:578