阪神×西武(2回戦、阪神甲子園球場)

最初が肝心

開場に合わせて到着。まだ場内には人が少ない。「ビールいかがですか?」の声がよく響く。
この球場の売り子さんはしつこい。よそならば、呼びかけに手があがらないと、次のエリアへ移動する。しかしここは違う。立ち止まって、5秒ぐらいとまる。そしてお客さんの顔をうかがう。
そんなことしたって、まだ客がまばらなんだから、売れないだろう。いったんはそう思った。
だけど、よくよく考えてみると、試合前の段階で売っておくのはすごく大事なことなのかもしれない。最初の一杯を買ってくれれば、その日いちにち、自分の固定客になってくれるわけだからね。

3連勝

ベンチ入りメンバーのアナウンスで大沼が登録されたのを知る。誰が抹消なのか考えてみると、小野寺だった。彼にいいたいのは、何度でも這い上がれということだけ。力があるならそれができる。
きょうのハイライトは、8回裏1アウト1、2塁で打者マートンのところ。結果的にフォアボールで満塁になるが、厳しく攻めた結果だろう。塁が埋まったのに、逆にほっとしてしまった。そしてここまで3打席凡退の新井を併殺にしとめ、ピンチを脱した。
その後9回表の攻撃は、1アウトから細川の3ベースをきっかけに3点追加。リードが広がり、シコースキーを休養させられたのはよかった。

応援関係メモ

きょうの席は37段141番。レフトにある場内前売入場券売り場できのう購入した。凸型の中央に通路があり、そこから左のブロックには131-143まである。要するに、私の左には142-143の2席があるわけだが、通路側であるにもかかわらず、空席だった。きのうよりもまえのほうの段で、リードのいる通路にも近かったが、コールサインは見えなかった。ただこの場所なら声はほぼ聞こえる。
あと、まえのほうの段にきてみて気づいたことだが、レフトビジター応援席の最前列と2列目(32-33段)は、通路を行き交う人が観戦の邪魔になるかもしれない。攻撃中は立つので大丈夫だけど。
甲子園球場のサイトによると、ビジター応援の当日券はチケットぴあとローソンチケットが×印だった。
レフト外野席のなかでも、レフトビジター応援席に左右隣り合ったエリアにかんしては、チケットを後出しにしている? 席の埋まり方からすると、そんな印象を受ける。
本日のイレギュラーコール。「痛いの/痛いの/とんでいけ」(2塁で接触プレーがあったんだっけな)

メモ

きのうと同じくきょうも試合前に雨がぱらついた。
この球場には、弁当の個人予約*1なんてシステムが存在している。うちもやったらどうだろうか。選手弁当はすぐに売り切れるみたいだし。
リボンビジョンでの「六甲颪」の演出がかっこいい。
球場アナウンスはどこも特徴があるものだが、ここは発声がゆっくり。
初めてきた甲子園だったが、熱気がほかの球場とは段違い。タイガースの攻撃中は、自分たちのいる場所以外すべてから、メガホンの音がもたらされる。

得点経過

1回表、中島がレフト前にタイムリー。(西武1-0阪神
1回表、高山がライト前にタイムリー。(西武2-0阪神
2回裏、ブラゼルが右中間にソロ。(西武2-1阪神
4回表、細川のスクイズが決まる。(西武3-1阪神
9回表、栗山のセカンドゴロで、ホーム上クロスプレー。結果セーフで城島にエラーがついた。(西武4-1阪神
9回表、中島がレフト前にタイムリー。(西武5-1阪神
9回表、佐藤がセンターへ犠牲フライ。(西武6-1阪神

NPB公式より

試合時間:3:16
観衆:39756