群馬ダイヤモンドペガサス×新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(後期3回戦、藤岡市民球場)

アクセス

高崎線新町駅、あるいは八高線群馬藤岡駅から、日本中央バスを利用する*1。新町を出たバスが、群馬藤岡を経由していくので、当然後者からのほうが安い。
それゆえいきについては、群馬藤岡を利用した。駅舎を出て、ちょっと右にいくとバス停がある。ベンチに座ろうかと思ったら、先客の男がちょうど煙草を吸い始めた。けっ。
まあ、駅舎のなかにも座るところはあるので、そちらで待つ。それにしても、このへんの駅にたいがい座布団があるのはなぜだろう。

バス到着

定刻より2分ほどの遅れ。まあ、気にならない程度といえる。
バスは小型タイプで、座席は全部で10だったかな。客はそれが埋まる程度。
さて、ひとつ悩んでいたことがある。球場に近接するバス停として「中神田」をあげているサイトがあるのだが、ネットで地図を見たところ、どうも次の「宿神田」のほうが近そうなのだ。
とりあえず、自分の調べを信じて、「宿神田」で降りてみる。「中神田」まで300円だった表示が、「宿神田」になると350円であった。
ちなみに「神田」は「かんだ」ではなく「じんだ」らしい。

歩く

「宿神田」で降りて、球場正面まで18分。話が飛ぶが、比較するために、帰りは「中神田」を利用した。興味のある方は、試合結果等をスルーして、帰路のところをご覧頂きたい。
バスへ乗って、さらに歩きで20分近く。遠いなあと思いながら、球場へ着いた。外野後方からフェンス越しにただ見をするのは、容易なようである。

売店

チケット(1200円)とBCリーグのプログラム(700円)を購入後、飲食物の売店をのぞく。
弁当2種、やきそば、ホームランドッグ、かき氷、ペットボトル各種といったラインナップ。弁当はチキンのトマトソースかけが含まれたものが700円、カツ丼(?)が500円であった。前者を購入。まあ、値段相応な味だった。

入場

天気予報では、曇りで午後には雨もぱらぱら、みたいな感じだったのだが、空はひたすらに青。暑い暑い。
まえには国府ファイターズというチームの子どもたちが座っていた。そして、彼らはそろいで鳥めし弁当(登利平製)を食べていた。うらやましいなあ。これ、前橋のオープン戦で評判だったんだよな。

試合前

スタンドに女の子たちが大挙してやってきた。しかも、背中に変わった形のバッグを背負っている。なにが入ってるんだろう。テニスのラケット?
その答えはアナウンスでわかった。グラウンドで始まったのは「ドリームメイツバトントワリング」による演技。なるほどバトンの収納袋だったわけか。
こういう場所でダンスというのはよくあるが、もちろん珍しいものを見られるほうが、客としてはうれしい。

試合展開

4回に、新潟が2点先制。しかし、その裏に群馬が一挙6点を奪って逆転すると、あとは一方的な展開だった。
試合がどうのよりも、とにかく暑かったという印象だけが残っている。

得点経過

4回表、青木がセンター方向へタイムリー2ベース。(群馬0-1新潟)
4回表、清野がレフト方向へタイムリー2ベース。(群馬0-2新潟)
4回裏、志藤がレフト方向へ2点タイムリー2ベース。(群馬2-2新潟)
4回裏、川村がセンターへタイムリーヒット(群馬3-2新潟)
4回裏、山田がレフト方向へ3点タイムリー2ベース。(群馬6-2新潟)
5回裏、志藤がレフト方向へタイムリー2ベース。(群馬7-2新潟)
5回裏、青木のショートゴロの間に、ランナー生還。(群馬8-2新潟)
6回裏、志藤がライト方向へタイムリーヒット。(群馬10-2新潟)

強敵来襲

試合が終わろうかとする9回表のこと。私は手に刺激を受け「あちっ」と口に出していた。最初は、暑さで熱をもった腕時計のどこかが、肌に触れたのかと思った。
しかし、腕を見やり、間違いに気づく。蜂がとまっていたのだ。うわっ、こいつにやられたのか。
といあえず追い払いはしたが、どうすべきなんだろう。大量に刺されたら死ぬ、みたいな話は聞いたことがあるが……。
とりあえず水道の水で冷やしてみた。心配だったが、ひどくなる気配もないので、そのまま放置。9時間たったいま、そこには直径2cmの痕(あと)が残っているだけだ。
まあ、四半世紀と1年も生きていれば、蜂にも刺されるんだなあ、と。

帰路

さて、帰りは「中神田」のバス停までどのぐらいかかるのか、歩いてみる。公園内にある弓道場の脇から、「本当にここ通っていいのか」という林のなかを歩き、その後、大通りに出ていく。
途中、自転車に乗った少年に「こんにちは」と声をかけられる。ここらだと、通行人はみんな知り合いみたいな感じなのかな。驚きつつも、返事をした。
そんなエピソードがありつつ、「中神田」までは15-6分であった。ということは、若干「宿神田」よりもこちらのほうがましということになる。しかも、バス代もお得だし。
ただ、もしバスでいこうと思うならば、どちらを選ぶにせよ、地図は持参されることを、強く勧める。

まだ歩く

「中神田」までの所要はわかったが、バスがくるまでもう少しあったので、次のバス停へいってみた。
ほどよく時間がつぶせたところでやってきたバスは、先客がゼロ。途中からのお客さんも1人だけであった。夕方から駅方面に出ようって人は少ない、ということかな。
別にオチもなく、以上で観戦記おしまい。

メモ

BCリーグのサイト等では、単に「藤岡球場」となっている。タイトルの表記は検索のヒット数などを考慮した。
トイレは1塁側・3塁側各スタンドの裏にあった。
内外野の芝生席も開放していた。
大黒摩季の曲と、「LOVE&JOY」がきょうはよく聞かれた。

BCリーグ公式より

試合時間:2:59
観衆:491

*1:ただしナイトゲームの場合、終了後のバスはない。