観戦後

くしろよろしく

上は釧路をさまよい歩いているとき、見つけた回文。

      • -

できた、というか、できてしまった観光の時間。まず向かったのは、まなぼっと幣舞(ぬさまい)という学習施設。ここの10Fが展望台になっていて、しかも無料ということだからだ。
ま、無料だけあって、それ相応のながめかな。別にきょうが雨だから、ということではなく。
次に、その近くの公園から、ロータリーになった交差点をながめる。夜景がきれいらしいのだが、まだ夜じゃないのでなんとも思わず。
次にMOO。3月だったか、釧路出身の人とたまたま話す機会があり、「MOOって何?」と聞いたら、別に見るべきところはないとのことだった。実際いってみても、そのとおり。土産物などがそろってるのだが、いまいちそそられない。

生存していた「ねこのたまご

事業停止が明らかになって、もともと店舗(松竹屋製菓幸町店*1)だったところはどうなっているのだろう。ま、店のまえに張り紙でもしてあるのかな。そんなふうに思って、足を運んだ。
あれ。まだ普通に営業していた。なかに入ると、ケースにずらり、様々な味の大福(みたいなもの)が並んでいる。
「パンプキンふたつ、生キャラメルふたつ」と注文する。
それに対する返答は、「各々の味についてひとつは解凍したものがあるのだが、それ以上は冷凍になってしまう」とのことだった。すぐに食べるなら、前者のほうがいい、と。
「別にいいです」といって、冷凍・解凍のふたつずつを購入した。
食べてみる。んー、まず、いくらかかたい冷凍をかじって食べるほうがおいしいような気がするのだが。そしてもうひとつ。この程度のものなら、ロッテの雪見だいふくのほうがましだな、と。あっちのほうが大きいし、安いし。

福寿湯

番台で1000円札を渡す。おつりは570円、ってことは430円か。
かぎがかかるロッカーがない。どうすればいいんだろう。下駄箱はかぎつきだから、そっちに入れろって話なのかな。ま、放置して何ごともなかったが。
浴室に入る。お湯を出すべく、赤のレバーを倒す。んー、あったかくない。
え、じゃあ、意表をついて青がお湯か。レバーをいじってみる。こっちも冷たい。
もしや、ここのカラン(?)が故障だろうか。場所を移動してみる。しかしまったく変わらず。
結論をいうと、やっぱり赤がお湯で、水から変化するのに要する時間が、きわめて長いのだった。
赤、じゃー、桶を満たす。
赤、じゃー、桶を満たす。
赤、じゃー、桶を満たす――と3回ぐらいやって、ようやくぬるくなってきたなという感じ。
浴槽はノーマル・特殊・水風呂の3種。あとサウナもあったけど、入ってない。
お湯が熱めだったが、浸かれないほどではなかった。雨のなか歩きまわったあとだけに、ものすごく幸福感に包まれた。
帰りがけに番台へ「ありがとうございました」というと、「傘もってないの?」と心配してくれる。
いや、ただ外に置いただけなんだけどね。

移動

電車で帯広へいって、そのあたりで晩を食べられれば都合がよかった。
だけど、検索してみる限り、なかなか夜遅くまでやってる店(かつ飲み屋じゃないところ)はない。
どうしようかと悩んでいるとき、途中駅にあるラーメン屋の存在を知る。
きっぷが100キロ以上で、途中下車可能なため、いってみることにした。

やはたラーメン

白糠駅から歩いて5分ぐらいのところにあるラーメン屋。みそワンタンメン(870円)を頼む。
まず入ってる野菜の量が尋常ではない。具と麺はなんとか片付けたが、スープをすべて飲みほすことはできず。
スープは酢のような感じがする不思議なみそ。極細の麺もまた斬新。
だが、全体としておいしいかというと、ただ奇抜なだけにとどまってるように思った。
真っ暗な町なのに、お客さんはわりと入っている。
http://city.hokkai.or.jp/~yahata/

再び移動

車内は高校生たちがとてもにぎやか。つり革で懸垂をしたり、ペットボトルを投げてつり革の穴に通せるか、なんて試してみたり。
地方はこういうのに大らかなのかな。彼ら・彼女らは、二つ目(音別)で降りていった。そしてワンマンの車内に残った客は、私ともうひとりだけ。
もう3つ4つほど進んで、上厚内に到着した。運転手が客室のほうへ入ってくる。検札だろうか。
いや違った。「ここで特急列車、待ち合わせ」と私に語りかけながら、向かった先はトイレだった。
なるほど。運転手が用を足す時間も、待ち合わせのうちには含まれてるのかな。ついでに暖房を入れてくれたようだ。
しばらくの間、客はふたりだった。こんな感じだと、場合によっては空気を運んでるだけの日もあるのだろうか。

西帯広到着

ネットカフェへ向かうべく歩く。しかし道が暗い。住宅街とかがそうなのはまだわかるが、幹線道路も足元がおぼつかない。それは都心と比べて、照明と照明との間隔が広いからだと思うが、やはり北海道は広大だから、電気も効率よく、ってことか。

自遊空間(帯広白樺通店)

ナイトパック8時間1500円。禁煙スペースがちゃんと区切られてるので、何も不満はない。

*1:レシートを見ると、「ねこのたまご幸町店/トレランス商会」と書かれている。