湘南×西武(14回戦、横須賀スタジアム)

雑感

カメラが入っているので、ああ、きょうはあの人が投げるのか、とわかった。しかし、先発とは……。シーレックスのサイトでは、高宮のはず*1だったのだが。うれしい誤算。
結局、工藤は3回を投げ3安打無失点。今後は投げるイニングを増やして、というところだろうか。
5番手で入来が登場したのにも驚き。失礼な話だが、まだ現役だったのか。
ライオンズのほうは、先発の木村以下、松永、長田、岡本真也、山岸というリレー。見たいピッチャーが軒並み投げてくれてうれしい。

      • -

この球場は初だったが、DJ*2の盛り上げが徹底している。攻守交替時に選手へのメッセージを読み上げるなど、エンターテインメントとしては1軍以上のものがあるなと感じた。
試合のほうも、逆転・再逆転で大満足。ここはイースタンなのに入場料1000円も取るのだが、その価値は十分にあった。

メモ

開場前、カレーの売店をながめて突っ立っていたら、「私、湘南シーレックスについて卒論を書こうと思ってるんですけど、アンケートにご協力いただけませんか」という学生が。残念、自分はライオンズファンだ。声をかける人を間違えたね。
同じく突っ立っていたら、シーレックスのマスコット(レック)がきたので、駆けていって握手してもらった。私、選手にあまり興味はないのだが、マスコットは触りたいのである。
チケットには、日付がスタンプで入っている。要するに、券そのものは年間通して同じらしい。
試合前イベントは、キャンプ地嘉手納町のみなさんによるスピードガンコンテスト。場内に球速表示はなく、口頭でDJに伝えていた。
きょうは第14回よこすかカレーゲームということで、場外でカレーの販売があったり、抽選でカレー商品が当たったり。
その関係で、試合前にヨコスカ海軍カレー議員連盟なる人たちが登場。主に代表がしゃべったのだが、DJは「時間がなくなってきたので、みなさんのお名前だけでも」と、ひとりひとり名乗らせる。議員は、名前をアピールするのが大事だからね。
最初のうちは、1塁側に座る客が多い。そして、スタメン発表後の投げ入れが終わると大移動。
スタメン発表時など、ライオンズの1番種田にも、拍手と歓声が起きる。温かいなあ。
スタメン発表時、「吠えろライオンズ」がバックに流れるのだが、聞いたことのないアレンジ。『PUNKプロ野球応援歌』というCDに入ってるのが、それなのかな。
ファームながら登場曲が流れる。小関のGパンは、ここのファンにも浸透しているようで、みなさん「小関・小関・お・ぜ・き」といっている。
シーレックスのほうは、太鼓を使っての応援。鳴り物がない以外は、ベイスターズと同じスタイル。応援歌の歌詞配布もしていた。
セ・リーグチーム主催のイースタンが久々なので、DHがないことを忘れていた。
ライオンズの先発は木村。右バッターには肩口から入るカーブが有効に使えていた。左に対しては、ストレートで思いっきり内角を突くが、いくぶんか攻め手が足りない印象を抱いた。
松坂は、第2・3打席ともに、外に逃げる変化球で三振。4打席目*3でも、空振りがあった。こういうのを振らされるようだと苦しいか。
2回表、ランナー1、3塁。きょうは塁審がふたりで、この状況では3審がいない。しかし、キャッチャーの黒羽根、そのいない塁審に対して、ハーフスイングの判定を要求。
6回表、秦の牽制で黒瀬がアウト。このピッチャーの牽制は、動作はそんなでもないが、投げるボール自体が速い。
6回裏、ランナーは3塁ストップだったが、ライト大崎がストライク返球。大崎はその後も1度、バックホームの機会があったが、やはり肩がいい。
7回表、ランナー2、3塁。黒羽根はまたしても、いない1審に判定を求める。
きょう、ベイスターズのほうはナイターで試合。みなさん、横浜スタジアムに向かうのか、帰りの出足は早い。間に合うのだろうかと思ったが、検索してみると、上大岡で地下鉄に乗り換えて計30分ちょっとらしい。ふーん。
試合後はグラウンド開放。デーゲームの後はいつもやってるそうだ。ほかの選手が引き上げても、ひとり残ってサインに応える背番号47。そして、それを取り巻く人、人、人。
帰るライオンズの選手を、球場内の通路から見下ろす。バス組と、マイカー組といる。私の真下は水田の車だった。彼は乗り込むとき、手に煙草を持っていた。こういう選手は、マイカーのほうが迷惑かけなくていいな。

球場関係メモ

シーレックス公式サイトの案内だと、追浜駅徒歩10分ということだが、実際は13-15分ほど。
コンビニは駅からの道にローソンあり。球場外にも「横須賀スタジアム売店」という建物があり、飲物などを購入可能。
11:00券売開始で、11:30開場。入場は1塁側入口のみ。手荷物検査なし。
再入場は、半券をそのまま見せれば可(スタンプ等不要)。
内野席は大部分が背もたれあり。外野側寄りにいくと、ベンチシート。きょうは開放されなかったが、外野席は芝生。さほどスペースがない。
席が焼けるほどの熱さだった。どういう対策をすればいいのだろう。座ってるうちに慣れていくしかないのか。
バックネット裏の最上段のみ屋根あり。でも、14:30ごろには、前方も日かげになった。
スコアボードの選手名表記は、ポジションと名前で4字までなら問題なく入る。例「1工 藤」「2黒羽根」。5ジェイジェイはというと、半角にしていたようだ。
両翼98で、中堅122。グラウンドは、内野と外野で種類が違う人工芝。
ブルペンは屋内だが、スタンド通路からのぞき見ができる。
ラッキー7は、ライオンズの応援歌も流れる。それに合わせて、ライオンズへの応援メッセージも。

スコアボード

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
西武 0 0 0 0 2 0 3 2 0 7
湘南 0 0 0 0 0 4 0 1 0 5

得点経過

5回表、上本がライト前に2点タイムリー。
6回裏、下園がライトへ特大の2ラン。真ん中高めの甘いストレートだった。
6回裏、西崎がレフトオーバーの2点タイムリー2ベース。ライナー性で、レフト三浦が判断を迷った。
7回表、上本がライトへこちらも特大の3ラン。
8回表、大崎がライトへ犠牲フライ。
8回表、吉見がセンターへ犠牲フライ。
8回裏、西崎のセカンドゴロの間に、ランナー生還。

NPB公式より

試合時間:3:18
観衆:1492

*1:きのう登録されて上にいったと後で知る。

*2:開場時に、お客さんへ「こんにちは」と声をかけるのに好感を持った。うちの球団も、もっとお客さんのそばで挨拶すればいいのになと思う。

*3:結果はエンタイトル2ベースだったが。