メモ

きのう5:30から「週刊フジテレビ批評」。またゲストが目黒考二。今回、競馬関連のトークは残念ながらなしで、テーマは「小説は遅効性のメディア」だった。どれぐらい本を読むのか、本との出合いは何だったのかというところから始まり、ケータイ小説のブームへと話が進む。
小説は結論をすぐに出してくれない。効くのが遅くて、現代人には向かないのかもしれない。しかし、効くのが遅いことこそが小説のよさなので、失わないでほしい、と自らの小説観を語っていた。
最後にオススメ本の紹介。上橋菜穂子著『獣の奏者』、重松清著『カシオペアの丘で』の2作品。