吉野敬介著、杉村太蔵解説『よく聞け! おまえはバカじゃない』(小学館文庫)

大ロングセラーの前著が学習法中心だったのに対し、今作は受験に対する心構えや勉強する意義について多くのページを割いている。
やっぱいいね。つべこべいわずに勉強する気になった。

ゲッツ板谷著『ワルボロ』(幻冬舎

ほかの学校との抗争に明け暮れた中学時代を振り返る自伝的(?)小説。吉野なんかがよく語るワルの人間関係というのが、具体的なエピソードを通じてわかった。そういう本って案外ないから、いい知識を得たなあと思う。