菊池健彦著『イングリッシュ・モンスターの最強英語術』(集英社、2011/1)

読んだのは2年前。当初はいい本だと思った。とにかく勉強しろという熱意が伝わってくるのだ。アマゾンレビューには「吉野(敬介)さんの自伝を読んだ時のような感覚」とある。私も同じことを思った。
評価が一変したのは、著者の盗作騒動を知ったから。『イングリッシュ・モンスター菊池の新TOEICテスト英単語1000』(扶桑社刊)が、『DUO3.0』の単語を順番にピックアップしたパクリ本だそうなのである。当然なんらかの対応がされたようで、発売2ヶ月で在庫は消えた。アマゾンでは本書のページがあとかたもなくなった。2chの書き込みでそういったことを知り、冒頭の本を良書とジャッジした自分が恥ずかしくなった。
彼はツイッターもやっている*1が、これがまたひどい。誤りを指摘するツイートがきたにもかかわらず、認めずブロックする。最低のクソ野郎である。