堤幸彦×石田衣良

慶應義塾大学シネマ研究会主催。三田キャンパス西校舎528教室にて、14:00ちょっと過ぎから。一応、「池袋ウエストゲートパークはこうして生まれた」というタイトルがついているが、話題は学生時代のことや、それぞれが現在に至るまでの道のりなど、多岐にわたった。
ふたりと女性の司会が壇上でお話しするという形式。司会って何のためにいるんだろう。話を割りふる、場を盛り上げるなど、理由はさまざまあると思う。いずれにせよ、何らかのプラスの効果をもたらさなければならない。すでに著名な2人がいるわけだから。
ところが今回は、司会の頭の中にどういう進行をするのかのプランさえもないようで、話があっちこっちいったりきたり。ふたりとも単発ではけっこう面白いことをいっていた。それだけに、司会がいなきゃ、もっと中身の濃い対談になったのになと残念に思う。
対談終わって、階下に降り、トイレに入ろうとしたときのこと。手前のエレベーターから、子どもが出てきた。それに対して「こちらです」と女性の方が説明したので、何なんだろう、この子どもは、とそちらのほうを見つめる。するとうしろから、花束を抱えた堤さんと石平が続いてきた。どっちかのお子さんなのかな。石平は結婚していて、子どももいたと思うけど、堤さんは既婚なのかな。以上、どうでもいい余談。