7月12日付朝日新聞朝刊
「反町J 2年間の成長――重松清さんが聞く」という記事が掲載されている。タイトル通り、反町康治監督へのインタビュー。
末尾によれば、8月5日発売の『週刊朝日』で対談の詳細を掲載予定とのこと。
『文藝春秋』8月号
緊急寄稿秋葉原通り魔事件「若者よ、殺人犯を英雄にするな」を書いている(全10ページ)。
加藤容疑者をめぐる物語は、「『秋葉原の路上で十七人が殺傷された』という事実で幕を閉じる」。その一歩手前で終えてしまうと、彼が英雄視されかねない。
加藤容疑者は、ちゃんと家を出て、ちゃんと働いていた。しかし、彼は絶望した。僕たちは若者に、「絶望するな」と言いつづけるしかない。
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個々では面白いことをいっているのだが、全体としてはすっきりしない。なぜかというと、ふたつの視点から書かれているから。つまり、物書きとしての想像力を活かした「読み物」である一方で、親世代が若者へ送る「メッセージ」でもあるわけだ。
ふたつの立場を取るのはけっこうだが、読み手を考えれば、その区別は明確にすべきだったと思う。
『潮』8月号
鶴見俊輔との対談「エピソードのない友情は寂しい。」(全12ページ)掲載。
人間関係を築きづらくなったいまのよのなか。そんな時代をよく生きるためのふたりからのアドバイス。
私は見落としていたのだが、ことし3月号でもふたりで対談しているそう。
かみさんが重松清とクラスメイト
という人のblog。著作がすべて初版で揃っているという。
http://ameblo.jp/jeanssanesu55/entry-10104270565.html
もう終わってしまったが
6/4、J-WAVEの「RENDEZ-VOUS」という番組で、重松清が「環境」について語ったそうだ。
http://ameblo.jp/american-dog/entry-10103143410.html