代ゼミシュラン第1回佐藤ヒロシ(英語)

受講講座(02-03)

早大英語(本科):通年。
早大英語(単科):夏から冬季1期まで。講習会は読解編のみ受講。
早大英語予想問題演習(単科):冬季直前。
英語精選構文A(本科):2学期から3学期の最後まで。
V3 26の秘密(単科):冬季直前。

基本情報

読みは「さとうひろし」。本名は浩司と書いてひろしと読む。カタカナでの登録になったのは、2001年からだったかな。私が受けていた次の年(03-04)からサテライン担当に復帰。代ゼミ大船校(当時、現湘南キャンパス)OB、早大教育学部卒。
授業は長文系、精選構文とにかかわらず、最前列中央付近に座った何人かとのやり取りをまじえながら進む。例えば、長文の設問になっているところにきたら、「はい、きみ、この問題、a、b、c、dどれにした?」とか、精選構文だったら、thatの役割を聞いたりとか。1人だけに聞くんじゃなく、必ず4、5人聞いて、どんな答えを出したのかを確認する。そして「きみはaにしたんだよね、どうして?根拠は?」と問いかけ、その反応がかえってくると別の人に「きみはcを選んだけど、今の説明を聞いてどう思う?」というように、言葉のキャッチボールの繰り返し。そして解説。
当てられるところに座ろうが座るまいが、解答の根拠を考えるのは当然のこととして、その考えた結果をそばに書き出しておくのがいい(何行目に何があるから、これは消去とかそんな感じで)。
長文系の授業は設問を先に見ることもあれば、見ないことも。何分ぐらいで解くべきか、どういうふうに読んで、どこまでいって答えを出すのかを説明しつつ、1行目から読む。重要文法、単語が出てきたら、その都度解説。設問にからむ箇所になったら、さっき書いた根拠確認。
単科の早大英語はテキストに全訳が載っている。精選構文の授業は、訳文を板書する。単科と本科の早大英語で問題がかぶっても、調整してくれるので、損をすることはない。両方受けてる人も多い。
ペンはまあ、2、3色持っていればいいかな。まあ1色でも問題ないけど。板書の字が小さいということはないので、目が悪いから前に座る、という必要はそれほどないと思う。ただ字がきれいとはいいがたい。読めなかったら耳で補完。声量は問題なし。

所感

早稲田合格には必須。解答の根拠をしっかりと抑えて問題を解くことで、フィーリングから脱却できる。しかも知識豊富だから単語、文法の説明もピンポイントで的を射ている。
しいて欠点を挙げれば、難しい単語を自分で覚える必要があることかな。もちろん早稲田にはそんなに難しいものは要求されないけど、模試ではけっこう出るからね。やっておくにこしたことはない。あと生徒の質問に対する態度がちょっと威圧的にも思える。だけど、質問そのものにはしっかり答えるので、何か聞きときは、打ち負かされないように気合入れて講師室へ。根はいい人。サインもしてくれるし、合格報告にいったら誉めてくれるし。
単科が夏からだけど、理由はそれまで今井の単科を取っていたから。2005年度から今井は東進ハイスクールにいったので、迷いようがないと思うけど、比べものにならないほどヒロシのほうがいい。
精選構文が2学期からなのは、1学期は普通に指定された仲本の授業に出ていたんだけど、もぐることにしたから。仲本の構文とははっきりいって、雲泥の差がある。もちろん優れているのはヒロシのほうで、特に訳文をはっきりと板書してくれるのがいい。仲本は声でいうだけで、しかもみんな聞き取れてない。
直前に取ったV3はほとんど意味がなかった。
最前列中央の先生に答えを聞かれるところに座って、1年間過ごすのがいいと思う。やっぱり自分の頭の中だけでやってるのと、口で根拠を説明するのとでは、だいぶ違うし。