代ゼミシュラン第8回吉田一徳(政経)

受講講座(01-02)

早大政経予想問題演習(単科):冬季直前

受講講座(02-03)

コンプリート政治経済1、2(選択講座):通年
ハイレベル政経問題演習(選択講座):通年
憲法講義(単科):夏季
マクロ政経講義(単科):夏季
時事政経講義(単科):夏季 
国際政経講義(単科):冬季1期
時事予想政経ファイナルチェック(単科):冬季直前
早大ハイレベル政経(単科):夏季、冬季1期
早大政経予想問題演習(単科):冬季直前

基本情報

読みは「よしだかずのり」。「いっとく」と呼ぶ人もいる。本人もそのことを知っていて、たまに話のネタにしたり。大学は、一橋だったかな。確か大学院まで通わせてもらったといっていた。神奈川県の、下は幼稚園から上は大学まである学校の中学・高校で教えたあと、代ゼミへ。
パンフレットに載っている写真は、もう6年ぐらい同じものを使いつづけていて、初めて見たときかなり違和感を覚えると思う。生物の中嶋寛、現代文の酒井敏行と同い年だそうで、横浜校(水曜)では、近くの席に座っている。
まず留意すべきことは、彼はコンプリートのサテラインを担当しているということ。そして、サテラインの授業と生の授業とでは、やっていることが違うということである。サテラインの授業は、プリントを配るわけにはいかず、板書をするので、時間的な余裕がなく、基本レベルまでの解説にとどまる。しかし生の授業では、プリントを配ることができるので、その穴埋めをしながら、時間を存分に使って、解説をしていく。したがって、ハイレベルな事項まで説明することになる。よって、サテラインでしか受けられない校舎(代々木、横浜、津田沼、大宮以外)の人は、ほかの代ゼミ政経受講生よりも、不利になるということだ。私は生でしか受けたことがないので、サテラインのほうに受講価値があるかどうかはわからない。
あとしばしばこの人の授業は延長するので、録音する人は、テープやMD等に余裕を持たせておくことが必要。20:20分終了の授業で、20分程度の延長は当たり前。終わるのが21:00過ぎるなんてことも。帰りの電車の時間とかある人は、あらかじめフォローしてくれる人を見つけといたほうがいい。録音はこの人のすべての授業においてしたほうがいいと思う。板書、あるいはメモしない重要なこともしゃべっているので。
字が小さいので、目が悪い人は、前のほうに着席することが必要。先生もそういってるけどね。
ハイレベル政経問題演習のほうは、たいした意味がない。一応プリント配って、設問の重要事項を確認する程度。吉田の授業に出るなら、小泉のサテラインに出るのがいい。私が受けていた翌年から、ハイレベル問題演習でもサテライン放映が始まったので、私は小泉のこの講座を受けていたわけではないけど、早大ハイレベルや、早大政経予想問題演習に出た経験から、そういわせてもらう。
一徳の講習会の講座は全部それなりに重要。講習は、1週間にまとめて4つとか取らずに、サテライン、フレックス・サテラインを活用し、1つの週1講座にするのがいい。その日やったことを復習して、次の日の授業に臨むと、知識の定着がいいと思う。
早大政経予想問題演習も、ハイレベル問題演習同様まったく意味がない。小泉のを取ったほうがいい。
ペンは3色ぐらいあるといい。主に講習会の授業で色を多用する。声量は十分すぎるぐらいで、しばしばうるさいとの批判も。

所感

プリントはよくまとまっていて、とりあえずそこで穴埋めになっているところだけ覚えれば、模試で上位に名を連ねることができる。だから、この人の生授業が受けられないのは、圧倒的な不利だと思う。もし金銭的な余裕があるなら、上記の4校舎に通ってほしい。
代々木や津田沼の場合、小泉のコンプリとどっちにするかという問題が生じるが、両方出るにこしたことはない。小泉のほうがハイレベルなことを扱うのではないかと思われる。