代ゼミシュラン第4回

高橋廣敏(現代文)

受講講座(02-03)

私大現代文A(本科):1学期のみ。

基本情報

読みは「たかはしひろとし」。慶大小論文なんてやってるけど、心は早稲田にあるそうだ。鎌倉出身。酒井敏行先生とは仲がいい。「江ノ島に温泉掘ってるの知ってる?あれできたら、酒井先生といこうか、なんて話してるんだけど」といっていた。どうでもいいことだけど、その温泉っていうのは「えのすぱ」という名前で、昨年12月にオープンしたそう。
http://www.enospa.jp/
ちなみに、仲がいいだけじゃなく、教え方も似ている。まずは本文をざーっと一気に読んだあと、どういう文章構造になっているか、2項対立を中心に図解する。そして、その図をもとに設問を処理していく。あと、一番最初の授業で、いくつかのメソッドを板書し、設問の処理に活用する。「これはM(エム)7」とか「この問題はM2とM5の合わせ技ね」みたいにいう。
ペンは先生が最初の授業で指示するが、かなりの本数が必要。本文をなぞっていくこともあるので、マーカータイプのものがいい。板書の字はきれいだけど小さい。前のほうに座る必要あり。声量は問題なし。質問への対応はかなりいい。態度も、質問そのものへの答えも。

所感

設問の解説がさらっとし過ぎていることがたまにある。そこは質問しにいって補えばいいのだが、2学期になって、それをするのが面倒くさくなった。それが切った理由。けど、2学期に出た青木なんかよりはぜんぜんいい。

笹井厚志(現代文)

受講講座(02-03)

私大現代文A(本科):3学期(2回)のみ。

基本情報

たった2回出ただけなのだが、思っていた通りの授業をする人だった。本文読みながら、「どういうこといってるの?」とか「読み流すな」ということを繰り返し、具体化(彼は「ぐーする」と呼ぶ)することの大切さを説く。酒井敏行先生の対極に位置する。酒井先生の批判めいたことをいったりも。
ペンを使うようなキャラではない気がする。板書は覚えてない。声量は特に問題なし。

所感

酒井先生と笹井先生のやり方があわさって、早稲田に合格できるんだと、私は思う。

青木邦容(現代文)

受講講座(02-03)

私大現代文A(本科):2学期。

基本情報

読みは「あおきくにやす」。関西から出講してきている。当然関西弁。雑談は面白いが長い。長すぎる。そのために授業はいつも10分ぐらい延長。
授業はまず本文を読みながら、繰り返し出てくる主張に波線を引き、重要な箇所なんだ、ということを認識する。その流れの中で解ける設問は解き、できないものはすべて読み終わったあとに、波線を見ながら解答する。
この人の特徴としてあげられるのが、本文を長さで半分に区切り、まずそこまでを読んで、解答し、そこから先を読み、解答という方式を取ることだ。解答に際しては、いくつかあらかじめ教えられた方法論を使う。だいたいいつも、問題の半分ぐらいで終え、次回の冒頭に要約を板書して内容を思い出し、それで残りの設問をやる。
ペンは何色か使う。板書はおっきくて見やすい字。声量に問題なし。

所感

本文を半分に分けるってのが意味わからん。どこで半分に区切るかも結果論的に決めてるんだろうし。あと、問題の途中で授業を終えるというのが、非常に予習復習がしづらい。受けててもなんの役にもたたない。雑談が面白いだけの講師。酒井と笹井のことをいっつも批判するが、代ゼミでの立場を考えれば、批判することによってかえって青木がみじめに思えてくる。