3年B組金八先生(第7シリーズ)

第1話

ビデオに録っておいて、ある程度たまったら見ようかなと考えていた。日曜日に2回分、月、火とそれぞれ1回分を見終えたので、感想でも。
第1話で気になったのは、笠井美由紀(高松いく)。前シリーズで3B生徒だった彼女が、高校生となって出演。第6シリーズやっている最中は、生徒の中のひとりとしか見ていなかったけど、それが変わったのは、雑誌で彼女のインタビューを見たとき。そこには、演技に対する思い入れの強さ、ひたむきさが書かれていて、それを読んだ私は、彼女には本格派の役者になってほしいなと思っていた。まさか金八に再び出るということは考えてなかったから、意外な顔を見ることができてうれしい。
前シリーズでは、鶴本直(上戸)成迫政則(東進良和)というふたりを軸に、教室には緊張感が漂っていたけど、このシリーズは騒がしくなりそうだ。

第2話

坂本乙女(星野真里)と飯島弥生(岩田さゆり)を、スペシャルオリンピックスの話題でからめるところは、ストーリーがうまくつながりすぎじゃんと思ったけど、そんなことを気にしていたら、ドラマなんか見ていられないか。新聞でも「こんなこと(騒がしいクラスについていってるのかな)は、現実にはない」というような投書を見かけるけど、ドラマなんだから別にいいと思う。そんな批判を気にしていたら、話が無難なほうにしかいかなくなってしまう。

第3話

冒頭のほうで、補聴器をつけている男の子(3B生徒の弟)が、いじめられているシーンがあった。かって補聴器をつけていた人間として、この場面を設けてくれたのはうれしい。彼がつけていたのは、補聴器の一部分が外に出る耳かけ型ではなく、すっぽりと耳の中にはまるイヤホン型だった(下記参照)。
http://www.cortiton.com/fseihin.htm
目立たないはずだけど、それでもやっぱりいじめの材料にはなる。この生徒が3Bではないということもあり、補聴器をつけている人へのいじめに対して、どのようなアプローチをするのかが見られなかったのがちょっと残念かな。
余談だけど、耳が悪い人は、発音がうまくできないことがある。聞こえが悪いから、正しい音がどのようなものかがわからないからだ。この問題も、いずれ何かのドラマで扱って欲しいな。

第4話

次回が気になる終わり方。予告の映像もなく「次回をお楽しみに」だけだったし。まさか、収録が終わってないなんてことはないと思うけど。