『K-19』

プライム・ビデオにて。長編映画としては『ハート・ロッカー』の前作にあたるようだ。題材はソ連原子力潜水艦でおこった事故。トラブルへの対処と容易でない人間関係が描かれている。
まず気になるのが言葉。乗員が英語を話す違和感は最後までとれなかった。
ただ、面白さのほうがだんぜん上回る。問題発生までは退屈なところもあるが、のちのちの伏線となって後半がより楽しめる。
きのう見た『ゼロ・ダーク・サーティ』との比較でいうと、娯楽としてはあっちのほうが優れているが、こちらは考えさせられた。冷戦下の状況とか、軍の上下関係とか。