人生初献血@新宿東口献血ルーム

献血は以前からしたいしたいと思っていた。なのにしないでいたのは、どれぐらい時間がかかるものなのか知らなかったから。
だけど、きょうは何の予定もないのにまだ17:00とか、そのぐらい。紀伊国屋新宿本店で立ち読みを終え、外に出てみると、隣のビル手前で、都合よく献血の呼び込みをしていた。なので、迷わず入っていく。
6Fが献血場所だというので、エレベータであがる。入口にハングルがあるから、場所間違えたかなと思ったが、中をのぞくとそこが献血ルームだった。
名前やらを用紙に書いて受付に出すと、身分証明を求められる。
「学生証でいいですか」と聞くと、「もうひとつ銀行のカードか何かあればいいんですけど」といわれたので、新生銀行のキャッシュカードを出した。
そうすると、別の用紙が渡され、検査目的じゃないことや最近病気になってないことなどを確認し、最後に署名。チェックが厳重なので、初体験の私はちょっとびびってしまう。
その用紙を受付に出し、荷物をロッカーに入れ、傘を預けた後、小さな問診室みたいなところに入って、書いたことを確認される。
食事を取ったのはいつですかの問いに対し、「4時」と私は答えた。これについて、「ついさっきですよね?朝の4時から何も食べてないってことじゃないですよね?」と問われ、なごんだ雰囲気になった。そういうときは16時って書かなきゃいけないんだなと、勉強になる。
その後、血液型の検査?のために、1回軽く血を抜かれる。そして、しばらくテレビ(高そうなやつ)をながめてお休みしたあと、名前を呼ばれ、いよいよ献血へ。
病院の診察台みたいな機械の上に\/こんな感じでのっかる。要するに、腰が一番下にきて、足と頭は上側。台の脇には、ここにもテレビ(やっぱり高そうなやつ)。ご丁寧にリモコンまで置いてある親切ぶり。
生年月日と名前を確認された後、針を刺され、血を抜かれ始める。すぐには終わらず、10分とか15分の間、台上にとどまる。手のひらを握ったり閉じたりすると、血が流れやすくなるということなので、にぎにぎするための温水パックみたいなやつを渡された。あったかいのは、「手が冷たいねえ」といわれたことと関係するのかな。左手から抜く人と、右手の人がいるけど、血管が太いほうを選んでるのだそう。
血を抜かれている間、ほかの協力者さんたちを見回すことができるわけだが、場所柄なのか、私と同じような20代の人ばかり。会社員っぽい人をまったく見かけないのはなぜだろう。人数的には、1人できてる人もいるけど、友だち同士、恋人同士の人が多い。
そして、これは強調しておきたいのだが、女の子がかわいい。やっぱり、献血をしにくるような心の清らかな人は、外見も美しくなるのか。あるいは、そういう思い込みが私の中にあるから、女の子がかわいく見えるのか。
献血を終えると、ファイルを受付に出し、処理が終わるのを待つ。待ち合いスペースには、自動販売機、雑誌、漫画、テレビ(ビデオ貸出)などがある。
自販機のジュースは、無料。お金を入れなくても、押せば出てくる。缶じゃなくて紙コップのやつだから、日ごろは飲まないようなやつをいろいろと試飲してみた。COLDもHOTもあるのだが、一番最後に、これどんな味がするんだろ、と飲んでみたホットカルピスが激まず。とても気持ち悪くなった。それが献血によるのか、味ゆえなのかはわからなかったが、もう2度と飲みたくない。
そのうち、係の人が名前を呼びながら、待ち合いスペースのほうにくる。「ありがとうございました。体調悪くないですか?十分休んでいってくださいね」といわれ、献血手帳と、ポイントカード、記念品をいただいた。
献血手帳は、単に名前と、献血の記録を書いてもらうようになっているもの。
ポイントカードは「都内献血ルーム共通ポイントカード」となっていて、「ポイントごとに素敵な記念品を差し上げます」とある。400ml献血で5ポイント、さらに平日だと1ポイント、雨天時だとさらに1ポイントが加算されるとのこと。
きょうはあんまり雨降ってなかったけど、雨天扱いだったらしく、私は一気に7ポイント獲得。最初の記念品ゲットとなったようだ。
ちなみに記念品は、キティちゃんの看護士版「ナースキティ」の絵柄が入ったボールペン。とってもかわいいんだけど、かわいすぎて、私みたいに硬派な人間が使うにはちょっと、という感じ。
でも、ポイントがたまると記念品がもらえるというのは、リピーター率を高める上で、とても有効だと思う。実際、私もまたいってみたくなった。