長崎観光

長崎県美術館

9:30ごろ宿を出る。強烈な風と雨予報だったため、屋内の観光にした。

このときはまだ降っておらず、水辺の景色も楽しめた。

美術館に着くと、「八代亜紀 アートの世界」なる絵画展がきょうからだと知る。イベントが月曜スタートなのは珍しいかもしれない。何かの縁かと思い券を買ってみる。1000円。
10:00に開場すると、わんさか人が入っていく。後からわかったが、八代さんはきのう長崎でコンサートだったそう。それに合わせた日程なわけだ。コンサートとのセット券も用意されていた。
客の男女比は3:7ぐらい。年配の方が多いかな。ド平日だからね。
展示は絵がカテゴリーに分かれていた。自画やアルバムのジャケット、動物や風景、模写、それから以前出した絵本の原画など。
ユーモアを感じる題材もあり、値段分の楽しみは得られた。彼女の絵は以前盗作が報じられていて*1、正直、警戒心はちょっとあったのだが……。

最初は混雑で見づらかった。そこに八代さんが登場。テレビの収録が始まったようで、客を引き連れていってくれた。これは助かる。
11:00からはサイン会もおこなわれた。「何かの縁」で参加しようか迷ったが、絵本が重そうでやめた。すでに4kgの荷物をしょってるので……。



長崎大学前のフラワーメイトでトルコライス。1000円。
7年前に長崎へきたときも、ここで食べた。あー、こんなレイアウトだったなーと昔を思い出す。
2月から禁煙になったそうで、私にはありがたい。

移動

午後は大村競艇へ。
なぜ行ってみようと思ったか。ひとつはルートが空港へいく途中だから。あとはアクセスに無料の高速船が用意されているので、それに乗ってみたかった。
まずは時津(とぎつ)へ移動。バス停が時津・時津港入口・時津港とあってまぎらわしい。
時津港は港に一番近いが、本数が極小。時津港入口は字のごとく入口だが、横断歩道の関係でそこまで近くはない。結局、本数が絞られない時津を経由するものに乗ればいいようだ。
そしてまた、この時津バス停もやっかい。南北と東西のラインで、別の場所にあるからだ。船のりばとの距離はどちらでも大差ない。

乗船

気になっていたことがある。風が吹き荒れるなか、船は出せるのだろうか。
調べてみたら、大村湾はとてもおだやかで、めったに欠航にならないらしい。

ホテルの1Fにロビーとレストランがあり、待合所を兼ねている。Wi-Fiもあり、早めにきても時間がつぶせる。

乗る船。

船内。

復路の券。私は乗らないが。人数把握の意味で配ってるのかな。
海はやはり荒れているようで、ばっこんばっこん揺れる。多少の恐怖を感じつつ、30分かからないぐらいで着いた。

大村競艇


場内は許可なく撮影禁止なので、外観だけ。
なかはボート一色かと思いきやそんなこともなく、国会中継やバラエティ番組を映すテレビもあった。私にはWi-Fiもありがたい。
ボートは知らない世界。大村は直近6ヶ月で1コースが1着66.0%という情報だけ頭に入れ、あとは勘で……。
6Rから8Rまで200円ずつ買って、8Rだけ当たり。380円。
6Rが悔しい。5号艇と6号艇が激しい2着争い。私の買ってる6が最終ターンマークで抜かれてしまった。16.9倍をのがしてため息。
それでも十分に楽しめた。目と鼻の先を通過するスタートはド迫力だし、ボートレース発祥の地記念館では草創期の工夫を知れて勉強になった。

帰り

スカイマークの経由便。離陸したのも気づかないほどすぐ寝た。
ノイズキャンセリングのイヤホンを初めて使ったのだが、これは優秀。
というわけで、4日間の旅は充実した時間になった。またこんな旅ができたらいいな。