「プロ野球と図書館」(『みんなの図書館』2017年9月号)

全26ページからなる特集。面白かったので、全部コピーをとってしまった。
ざっと各記事の内容を紹介したい。

「特集にあたって」明石浩(編集部)

計1ページ。
カープ関連の本が入ると、スポーツの棚にするか郷土資料にするかが話し合われる。

広島市立中央図書館と広島3大プロ」大塚和哉(広島市立中央図書館司書)

計4ページ。
本だけでなくグッズも収集。カープ関連資料は900冊所蔵。県内外からカープ関連のレファレンス依頼がある。

「最高でーす 広島県の郷土資料!――カープ関連資料も郷土資料です」正井さゆり・松井厚子(広島県立図書館

計4ページ。
カープ広島県について、1991年(V6)と2016年(V7)を比較した展示は話題になった。

「日本一甲子園球場に近い図書館」島崎晶子(西宮市立鳴尾図書館)

計3ページ。
甲子園コーナーの資料は300冊と十分ではない。2009年にコーナーの宣伝係兼図書館マスコットとして「なるおリブちゃん」誕生。顔が球場を模している。

「ドラゴンズ応援コーナー――名古屋市東図書館」鈴木崇文名古屋市山田図書館)

計3ページ。
コーナーは2棚で400点ほど。『月刊ドラゴンズ』は1996年1月号から保存。

埼玉西武ライオンズお宝(?)コレクション」藤巻幸子(所沢市立所沢図書館)

計3ページ。
日本シリーズ写真集9冊や、2008年の優勝パレードを記録した冊子、さらには西武鉄道西武グループの資料も所蔵。
球団と市でコラボしたポロシャツは希望者のみの買い取り制。

「佐倉と野球――身近なテーマで地元に愛を」小廣早苗(佐倉市立志津図書館)

計4ページ。
2017年6月、長嶋茂雄記念岩名球場イースタン・リーグ開催。それをきっかけに振り返る長嶋茂雄と「野球王国」千葉の歴史。

野球殿堂博物館へようこそ!」茅根拓(公益財団法人野球殿堂博物館

計4ページ。
館内の紹介。図書室ではメジャーや韓国、台湾の資料も含め50000冊所蔵。

感想

自分はライオンズファンなので、所沢の記事は特に面白く読んだ。パレードの記録冊子は存在自体を知らなかったので、機会があったら読みにいきたい。
他の図書館は、鳴尾だけは訪問したことがあるが、今後、野球観戦の合間に寄れるといいなあ。