『月刊ドライブイン』vol.08

今回登場するのは、富士宮ドライブインもちやと、益子の大川戸ドライブイン
この二店は「目的地のドライブイン」、すなわち通行中に立ち寄るのではなく、行き先としての性質をもっている。
前者は遊園地を併設。後者では流しそうめんを楽しめる。
ドライブインもちやの代表はいう。
「昔の旅行は画一的な"観光"でしたけど、今は確実に"体験"にシフトしてますよね」
観るだけではなく、そこで何ができるかがポイントだと。
とはいえ、どこでもできる体験ならわざわざ足を運ばない。独自性は求められるだろう。
大川戸ドライブイン流しそうめんは、始めるにあたって機械の購入を考えた。しかし、特許があって売れないといわれる。それで一から作り始めた。入手できないからとあきらめはしなかった。何事も始めてみるって重要だな。
二店ともにぎわっているようで、前向きな話が読める号だった。