紀州レンジャーズ×韓国ヘチ(後期11回戦、紀三井寺野球場)

人生初の和歌山県

18きっぷの最後の1回を使って、紀の国へやってきた。
球場へは紀三井寺駅から緑道を歩くこと、たっぷり30分弱。一本道で迷わないのはいいが、やはり遠い。
当日券は1000円。さっそくスタンドにあがるとびっくり。客が3人しかいない。まだ開場したばかりならわかるけど、もうプレイボール45分前だからなあ。いったい最終的にどうなるのやらと思ったが、まあ100人ぐらい? 直前にならないとこないもんなんだな。
もちろん、100人で満足していたら関西独立リーグの未来はないのだが。

高価なのに……

KANDOKの選手名鑑*1は2000円もする。冊子ではなく、アルバム的なものに選手カードが入ったユニークな形式だ。
しかしこいつが役立たず。紀州のほうはまだいい。出場10選手中8人が掲載されているから。だが、韓国ヘチのほうは10人中3人だけしかいない。選手が入れ替わってるなら、補足のプリントでもつけてほしいな。

試合

始球式は選手のお友だちだという女性。セーラー服だから高校生なのかなと思いきや、コスプレなんだそうで。選手からのリクエストなのかな。ちなみにド真ん中ストライクのいいボールを放っていた。

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試合は1回表、韓国ヘチが3本のヒットで1点を先制。その裏の守りは、先頭のライトライナー、2番のファーストゴロともに好プレーで、「おっ、意外にレベル高い?」と感じる。
試合が進むにつれわかったが、実力のほどは選手により相当ばらつきがあるようだ。そのなかでファーストのユ・ビョンチョは、ゲームを通じて軽快な動きを見せていた。とりあえず守備の面では注目に値する選手。
2回裏、紀州の攻撃はふたつのエラーとボークの後、センター前へのタイムリーが出て同点に追いつく。
6回裏、紀州は連続ヒットの後、ワイルドピッチで1点勝ち越し、さらにセンターへの犠牲フライでもう1点追加した。
両チームともに、中盤以降は早いカウントから打っての凡退が目立った。そのため、試合進行が実にスピーディー。
8回裏、紀州の攻撃はフォアボールで出したランナーを置いて嶋田。内野フライをあげてしまったが、ショートが落球。ダメ押しの1点が入った。
結局、韓国ヘチは4回以降ノーヒット。ねばりを見せることができなかった。
紀州レンジャーズ4-1韓国ヘチ】

メモ

屋根はバックネット裏にのみある。ただしその屋根は日差しをさえぎってはくれない。
バックネット裏は、頭上にもネットがかかっている。
スタンドはコンクリートに直(じか)で座るようになっている。ただし入場口にゴム板が置いてあり、座布団の代わりに使える。なお、建物的には相当ガタがきてる感じ。
なぜか内野のホームから遠い側だけはベンチシートが設けられている。不思議だ。
外野は芝生席。球場のサイズは両翼93-中堅120。
球場内の売店が営業していた。メニュー等は見ていないが、天ぷらどうのこうのいう看板が出ていた。
試合前には韓国国歌。その後「観客のみなさまもご起立ください」的なアナウンスがなされて、日本国歌が流れた。
5回終了後のグラウンド整備の時間には、ホームベース後方でスピードガンコンテストがおこなわれた。

47SPORTSより

観衆:125

帰路

戻りは黒江駅を利用してみた。地図を見る限り、こちらのほうが近そうだから。
所要は25分。やはり紀三井寺よりはかからなかった。しかし歩道は狭く、夜は暗いのでおすすめはできない。
途中にあるAUBEというラブホは、ライトアップがとても幻想的だった。
http://www.aube2007.jp/

コミックバスター(エアーラ天王寺店)

フロアがふたつに分かれていて、片方が禁煙というタイプの店。それはいいのだが、男トイレが喫煙フロアにしかない。こういうタイプの店には多いことだが、仕方がないのかな。
まあこのへんでネットカフェを利用する機会があれば、またきたい。
http://www.comicbuster.jp/kameiten/27_ea_tennouji/

*1:表紙にはイヤーブックと書いてある。