第61回JABA伊勢大会(倉田山公園野球場)

イントロ

第1回大会は昭和24年(1949年)で、「社会人野球の地方大会ではもっとも長い歴史を持った伝統ある大会」とのこと(プログラムに掲載されている伊勢市長の言葉より)。
この日は大会3日目で、第1試合はともに初戦のチーム同士の戦い、第2試合は準々決勝となっている。その後、第3試合もあったが見ずに帰ったので省略。

ヤマハ×甲賀健康医療専門学校

開始予定は8:30。しかし球場へ入るまえの8:25ごろ、1番だれだれのアナウンスが聞こえてくる。アマチュアだと早く始めちゃうことも多々ある。場内に入ってびっくりしたのは、1回表だと思っていたそれが、1回裏だったこと。ならば、8:20にはスタートしてたのかな。
試合は、1回裏に2点を先制したヤマハが終始押し気味の展開。2回にタイムリーで1点、5回には内野ゴロの間に1点と、ショートのエラーで2点。ここまで6-0。さらに8回裏、永田のライトオーバーの当たりで7-0。コールド勝ちとなった。
印象に残ったのは、ヤマハ2番手の九谷というピッチャー。変化球の曲がり、コーナーを突くコントロール。また見てみたいな。

三菱重工名古屋×Honda

両チームともに得点機で1本が出ず、9回終了0-0。規定により延長10回は1アウト満塁からのタイブレーク。両チームともに3番からの攻撃を選択し、先攻の三菱重工名古屋は犠牲フライの1点のみ。後攻のHondaは、先頭バッターが外のボールが続いた後のインサイドに手が出ず、見逃し三振。2アウト満塁で4番西郷。追い込まれながらもセンターへタイムリー。続いてセカンドランナーもホームを狙う。センターからボールが返ってきたが、やや1塁側にそれた分、迷うことなくセーフの判定。Hondaがぎりぎりのところで逆転勝利を手にした。

メモ

場内でプログラム販売あり。300円。70ページ超あり、出場チームの選手名鑑や過去の大会結果が掲載されている。
球場には照明塔4基あり。
外野のゲートは開いていなかった。内野の芝生席が外野席にもつながっているが、この芝生は選手入口になっている。だから、基本的に観戦できるのはバックネット裏のみ。
バックネット裏はすべてベンチシートで全15段。球場内の施設案内図によると、収容人員は内野スタンド2200、芝生スタンド6000となっている。
スコアボードとバックスクリーンが別。スコアボードには選手名は入れられないらしい。打順のところには、守備位置の数字が入っていた。
コンビニは近くにないが、マックスバリュ(神田久志本店)が朝7:00からやってるので飲食物の調達には十分。
私は宿から12-3分かけていった。一般的なアクセスは車か、あるいは伊勢市駅前・宇治山田駅前から三重交通バスになるのかな。球場付近には「河口外科前」「伊勢学園前」「松尾観音」と3つバス停がある。「松尾観音」は午後しか便がない。
残りのふたつだと、「河口外科前」のほうがいせトピア経由が止まってくれる分、少しだけ「伊勢学園前」よりバスが多い。バス停の位置的には、球場へいくときの場合「河口外科前」が近く、球場から帰るときは「伊勢学園前」のほうが近くなる。
なお、帰りは球場から五十鈴ヶ丘駅まで歩いた。田んぼに挟まれた道をいったら、意外にも12-3分で着いてしまった。