2009-07-09 ■ 重松清 重松清 『かあちゃん』(講談社、2009/5) それなりに面白い話が、読みやすい文章でもって書かれている、というだけの読後感だなあ。そこを越えたものはなかった。 この作品もまた、著者としてはいままでの集大成なのだろう。しかし、それでありながら、過去の作品からの成長が感じられない。しいていえば、非力な教師の若干の成長を描いたところが、新しいといえば新しいのか。 読む情熱大陸 水戸岡鋭治の回。 http://jounetsu.cocolog-nifty.com/plusp/2009/06/post-5092.html