2006西武ライオンズファン感謝の集い

最後におこなわれたエキシビションマッチ(3イニング、延長なし)。2回裏に2点を先制したのは赤田将吾率いる「キャプテンズ」。しかし、3回表に松坂大輔が監督を務める「選手会長ズ」が同点に。
そうして迎えた3回裏、2アウトになったところで、選手会長ズのピッチャーは小野寺から松坂へ。
投球練習で1球を投じるごとに、おびただしい数のフラッシュがたかれる。打席には代打の和田。0-2からの3球目が和田の頭部を狙うボール球。「思わず」ベンチから飛び出し、「乱闘」の様相を見せる両軍の選手たち。そしてマウンドでは――、松坂の胴上げが始まる。
思わず笑ってしまったのは、この胴上げで試合が終わりにならないことだ。和田の打球がセカンドゴロとなり、同点で仲よくゲームセット。たまにはこうして、台本がある野球もいいなあと思う。
選手会長として松坂がファンにあいさつをし、選手全員がグラウンド1周してきょうのイベントが終わる。