2007西武ライオンズファン感謝の集い(グッドウィルドーム)

ファン感謝の集い号

所沢から乗る。去年は池袋から乗っていったけど、降りるときに抽選券がもらえるぐらいだったから。
しかし、実際乗ってみると、今年は斉藤一美のしゃべりがあった。
「もうここからは、ファン感謝の集いにいく方でいっぱいなわけですね。もしかしたら、これから球場前の吉田屋とかampm(下の写真参照)で仕事という方もいるかもしれませんが、球場前で降りることには違いないわけです」

「ここで業務連絡です。4、5分(到着が)遅れます」
というのでわかったのだが、録音じゃなくて、実際に乗り込んでしゃべっているのだ。これはなかなか面白い試みだと思う。池袋から乗っていけばよかった。この後、彼自身が選ぶ、ことしのライオンズベストゲームの発表や、これからおこなわれるアトラクションのチーム分けについて紹介がある。
そして降車時の抽選券だが、ことしは単なる抽選券ではなかった。アトラクションはホームズ、ビジターズ、サマーズ、オールズというユニフォームで区分けされた4チームでおこなわれるのだが、配られたのは、そのうちどれかの応援券。たとえば、ホームズの応援券を持った人は、ホームズが優勝した場合のみ、抽選に参加できる。こうやって工夫するのはいいことだ。

ドーム前広場物販

売れ残りものなど。こういうところで売りに出されるのって、「こんな商品あったの」的なものが多い。
何も買わなかったけど、1000円の福袋は少しほしかった。中身ではなくて、袋そのもののほうが(レオマークがあしらわれている)。

オープニングセレモニー

内野に選手たちが整列した後、選手会副会長の帆足が挨拶。日本代表でこれなかった涌井と和田からはメッセージが流れる。

中抜け

しばらくあちこち歩いてみる。きょう撮った写真をいくつか。

授乳室。こんなのあったのか。

いまは駐車場になっている西武第三球場。その3塁側ベンチには自販機が。

ライオンズボックス(写真右)。ご意見箱的なもの。写真はレフト側のものだが、ライト側にもまったく同様にしてある。

ドームの駐輪場。「グッドウィルドーム」+「駐輪場」みたいな検索がよくあるので、写真を載せてみる。場所はampmのまえの道を南にいって、「西武ドーム」交差点の西側。もちろん無料。後ろに車も写っているが、自転車・バイク以外の車両をここに止められるのは関係者のみ。

こちらは西武球場前駅の駐輪場。ampmのまえの道を、ちょっとだけ(距離にして50mぐらい?)下山口方面へ戻ったところにある。こちらも無料。

帰還

入場ゲート付近に戻ってくると、文化放送のコーナーでは斉藤一美の「仮想」実況がおこなわれていた。
彼の頭のなかにある舞台はドジャースタジアムドジャース対ライオンズのオープン戦、マウンド上は黒田。バッターは代打江藤。2ストライクに追い込まれてから、江藤の代打逆転満塁弾が飛び出した。そしてレポーターが取ってきた江藤のホームランコメント、「打ったボールはミズノだそうです」。一美「だから飛ぶんですね」。
場内に入ると、メインイベントのまえに、江藤と高木浩之の表彰があった。

エキシビションマッチ予選

今回はソフトボール。上のほうにも書いたが、全部で4チームなので、レフト会場とライト会場に分かれて予選。事前抽選で選ばれたファンも参加するが基本はベンチからの応援で、たまに代打で出たりしていた。
もちろん、勝負はガチンコではない。審判の判定に抗議したりだとか、あるいはランナーを止めるために体で押さえ込みにいったりとか。客は、それぞれの会場についたレポーターの報告を聞いたり、あるいはスーパーカラービジョンを見て楽しむ。蚊帳の外って感じでもなく、意外に楽しめた。「石井義人選手が、公式戦さながらに落球」とか聞いて笑う。選手よりも、レポーターを務めたアナウンサーたちの腕の見せ所という感じがする。

決勝

サマーズ×ビジターズという対戦。1試合だけになったので、場所は普通にホームベース付近。
1-1で迎えた3回裏、1アウト1塁から送りバントでランナーを進める。ここで代打は久信。サヨナラのチャンスだったが普通に打って、普通に内野安打。
この後、点は入らず試合は結局ドロー。両チームの子どもどうしがじゃんけんをした結果、サマーズの勝利ということに。
ヒーローインタビューはじゃんけんで勝利を収めた子ども。アナの第1句は「ナイスじゃんけんでした」。

クロージングセレモニー

久信の挨拶。「来シーズンこそは、みなさんの期待を裏切らないように」との言葉で、また来年、新たな気持ちで応援しようという気になった。
私のなかでは、今シーズンBクラスに終わった原因は、少なからず2軍監督だった久信にもあると思っている。だから、「来シーズン…裏切らないように」(≒今シーズンは裏切った)といって、自分にも責任があることを示したのは、とても潔いと考える。
続いて赤田が挨拶。同率3位の2チーム(ホームズ・オールズ)は、ファンへのサービスが足りなかったということで、ハイタッチで出迎えをすることに。
最後に「吠えろライオンズ」を3番までやって、15:37ごろセレモニーは終了。きょうの入場者数は22000人とのこと。数字そのものはどうでもいいが、松坂の最後という要素があった去年よりはだいぶ減ったか。

ハイタッチ

1塁側ゲートにはオールズの面々が。一番左の列に並ぶと、そこに待っていたのは小野寺と銀仁朗だった。
そういえば、松坂のビデオメッセージとか、伊東勤前監督の挨拶だとかいう計画があったらしいけど、どちらも実現しなかったようだ。楽しかったファン感で、そこだけ少し残念ではある。

狭山湖畔霊園

終わったあとに足を運んでみた。


上:道の途中にある落書き。上方の「西武魂」と下の「YUTAKA OZAKI」を書いたのは同じ人間か(色からして)。
下:尾崎豊の墓。この狭山湖畔霊園は高級な墓地だそう。そのわけはよくわかった。高台で景色がいいし、ひとつひとつの場所にスペース広く取ってあるし。あと、車でそばへダイレクトに入っていけるというのも大きいか。