パ・リーグ選抜×セ・リーグ選抜(フレッシュオールスター、東京ドーム)

15:20開場。パが1塁側。セが3塁側。イープラスで購入した12球団マスコットシート(2000円)に座る。もちろん、1塁側インボイス席。
このマスコットシートは内野席が割り当てられていて、グラウンドに近い側がロッテ、インボイス日本ハム、上方(遠い側)がソフトバンク楽天、サーパスだった。チケットの売れ行きで、下か上かを決めているのだろうか。
マスコットシート購入者への特典は、自球団のマスコットがあしらわれたうちわ。レオがプリントされているならまだしも、インボイスのキャラ(卵みたいな形をしたやつ)だから、あってもなくてもいい。
各球団、マスコットキャラクターがひとりずつ来場。インボイスは卵がくるわけにはいかないからレオ(と、もちろん飼い主のおねえさんも)だ。
他球団のマスコットと親しくできるのもオールスターならではか。通路歩いていたらマーくんがいたので、握手してもらった。
ドームの外で、サンヨーオールスターゲームのプログラムが売られていて、そこにフレッシュの出場選手も載っている。目がいくのは選手よりもむしろスタッフ(特にパ)。監督の古賀英彦は1973年現役引退だから、誰それという感じだが、コーチは渡辺久信秋山幸二大石大二郎という往年の名選手たちだ。
試合前に全員が紹介され、整列した。久信と秋山が親しそうに話していて、その様子にうれしくなる。
18:20プレイボール。
1回表、先行のセントラルはパシフィック先発古谷拓哉から新井良太がタイムリー2ベースで2点を先制。次打者の中村一生がレフトポール直撃の2ラン。4-0。試合開始15分ぐらいだろうか。もうここで勝負あったなと感じる。
2回裏、パシフィックは内野ゴロの間にランナーホームイン。4-1。
3回表、セントラルはレフト前へのポテンヒットがタイムリーとなり、5-1。
3回裏、パシフィックは根元俊一のタイムリー2ベースで5-2。さらに片岡易之の犠牲フライで5-3。何人ものピッチャーが投げるからか、簡単に点が入る気がする。
4回表、セントラルは脇谷亮太がタイムリー。6-3。
6回表、セントラルは脇谷が2点タイムリー。8-3。
7回裏、パシフィックは岡田貴弘がソロホームラン。セ8-パ4。この後は無得点で試合終了。
試合中、順番に各球団のマスコットシートをキャラクターが訪問。隣がロッテのエリアだったから、マーくんがすぐそばにくる。彼との2ショットを撮りたがるライオンズファンに、カメラを頼まれた。撮り終えてカメラを返すと、マーくんがそのライオンズファンに、この人にお礼いいなよ、みたいなジェスチャー。かわいい。
試合後もやっぱり親しそうな久信と秋山。たぶん、ベンチに座っているときもずっと話していたんだろう。パの攻撃中、3塁コーチャーは大石がいたけど、1塁コーチャーはいなかったり、あるいは誰か選手が務めていたりだった。この元ライオンズふたりと大石との間にも会話は見られた。しかし、監督の古賀とはまったくなし。まったく世代が違うもんなあ。
最後に表彰。優秀選手4人はおそらく、セ2人、パ2人だろうから、中村と脇谷がコールされた時点で、MVPは4安打の飯原誉士だろうと想像がついた。この選手が今後、チーム内での厳しい争いをくぐりぬけ、ブレイクしてくれれば、見にきたかいがあるというものだ。